【続きはこちら】「私はどこで子育てを間違えたの？」息子に事実婚と妊娠を伝えられ苦悩する50代母。事実婚を認められないのは悪なのか。

【前編のあらすじ】

田川玲子さん（仮名・59歳）は、専業主婦として双子を立派に育て上げた女性だ。今は、介護士として働きなが夫と2人で仲良く暮らしていると話す。そんな彼女の元にしばらく会っていなかった息子が彼女を連れて帰ってきたという。会うととても素敵な女性で安心したのも束の間、彼女の妊娠が発覚する。さらに彼女の両親は事実婚を選択しており、息子と彼女も同じくその道を進みたいというのだ。

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「彼女の妊娠だけでも驚いたのに、事実婚にしたいだなんて言われて、両手放しで喜べる親がどこにいるでしょう？私には到底無理。開いた口が塞がらないとはこのことです。事実婚を伝えられた瞬間、ひどい顔をしていたと思います、私」。

夫も同じ気持ちだったようで、絶句していたという。

「険しい顔をする夫婦の前で先に口を開いたのはあろうことか彼女のほうでした。彼女はあっけらかんとしていて、まぁそういう反応ですよねと言ったんです。なんていうか、それにも唖然としてしまいました」。