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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「5時間もかけて何しに来た?」年末帰省もゲーム一色の孫と嫁。失われる「日本人らしさ」に60代姑げんなり。

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協調性や謙虚さに欠けることもさることながら、朱美さんが一番不快に思ったのが、貴重な帰省期間に四六時中孫と嫁がゲームに夢中だったことだという。

「息子家族が到着したとき、すぐにコーヒーやジュースを出して休憩させたんです。それで買っておいたデザートを出してあげようと一度台所へ戻ってまた来てみると、すでに孫がゲーム機を取り出していました。うちへ来て10分経ったか経ってないかの時点でですよ」

長女の子供が同じものを使っているので、それが人気ゲーム機であることがすぐわかったという朱美さん。しかし、敷地内で暮らしている長女の子が平日1日1時間までというルールを課されていることに慣れているせいか、息子の子がそこまでゲーム漬けだとは、その時点では想像もできなかった。

「孫がゲームに没頭するなか、息子と嫁を相手にほんの少しの間コーヒーを飲みながら近況報告などを受けていたのですが、学校は楽しいかと問いかけても従兄弟と会えるのが嬉しいかどうか訊ねても、孫は生返事でひたすらゲームです。それに対して息子が一言注意しましたが、あくまで口先だけという感じでした」



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