あっという間に冬のシーズン到来です。
本格的に寒さ対策をしていくなかでお洒落を捨てるなんて選択肢は我々にはありません。むしろチャンスです。
首元の寒さ対策の定番といえばマフラー。皆さんは何種類巻き方をご存知でしょうか?
結局いつも同じ巻き方になりがち。そんな方も多いのでは?
毎年新しいものを買うわけでもないマフラー。巻き方でバリエーションを豊かにしていきましょう!
【1】簡単で上品!ワンループ巻き
まずは簡単なのに上品に仕上がるワンループ巻きから。
今回使用しているのはロロ・ピアーナの大判ストール。70cm×2mの、たっぷりと重量感のあるカシミアのストールです。もちろん幅が狭いものでも大丈夫ですよ。
まず、マフラーを半分に折ります。
次に、片手でわっかを作り、この中にもう片方(フリンジの付いた方)を通します。
少し整えて、完成です! これはほぼ2ステップで仕上がるので、とっても簡単。たっぷりとしたマフラーだとボリュームが出て暖かそうに見えます。
【2】イタリア男の定番・ピッティ巻き
2番目にご紹介するのはピッティ巻きです。一見難しそうに見えますが実は簡単。街中でもピッティ巻きをしている人は少数なので、オシャレ上級者見え間違いないです!
まず、片方を長めにとった状態で、マフラーを首の後ろにかけます。
次に、長めに取ったほうを首にぐるりと一周させます。
ここからがポイント。ぐるりと回したマフラーの下に最初に短く取った部分があります。それを輪の内側から少し引き出し、小さな隙間を作ります。
小さな隙間に、先ほどぐるりと回したマフラーの先を通します。あとは、マフラーの両端をゆっくり引っ張りながら中央に来るよう整えて、完成です。
巻き方さえ知っていれば意外と簡単です。センターラインに小ぶりにまとまるのでエレガントな印象を与えられます。ほどけにくいのも嬉しいポイント
【3】首元にボリュームをプラス・ピッティ巻きアレンジ
最後にご紹介するのは、先ほどご紹介したピッティ巻きのアレンジ版です。
まず、先ほどと同じく片側を長めにとって首の後ろにかけ、長い方を首にぐるりと回します。
先ほどと違うのはここから。マフラーの両端同士を、方結びのようにキュッと結わきます。
あとは、両端を重ねるようにして真ん中に寄せ、首回りを少しふんわりとさせたら完成です。
先ほどのピッティ巻きよりもワイルドに仕上がります。綺麗めなコーデのアクセント、バランスを取るにはぴったりの紳士の巻き方です。
いかがでしたでしょうか? 今回はマフラーの巻き方を3つご紹介しました。
どの巻き方も複雑そうに見えて実は簡単。首元のバリエーションが増えればコーディネートの幅もグッと広がります。ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
TEXT:FORZA STYLE