「これは何か話があるなと直感的に思いました。昨日泊まった感じからして、男だということもなんとなく想像はついていました。その日は1日気が重かったですね」。
とはいえ、孝也さんは相手がどんな人でも長女が選んだ人なら!とそのときは思っていたと話す。
「紹介するということは、それなりの覚悟もあるわけでしょう。それなら、こちらも大人の対応をしたいと考えたわけです。でも実際に会うとそんな気持ちはどこかへ飛んで行ってしまいました…」。
夜、長女の家で待ち構えていたのは予想をはるかに超える人物だったのだ。
「話を聞くと43歳で仕事は文筆業。代表作はまだないようでしたが、収入はそれなりにあると話していました。出逢いはよく行く喫茶店だったそうです。とにかく、それ以外もいろいろと話をされましたが頭に入ってきませんでした」。
妻は長女の彼氏のことも知っていたようだったと話す。
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