コーディネイトは足元で決まる!
もうすぐ秋口に差し掛かりそうなこの季節、天候や気温の移り変わりが激しいため、ファッションに迷う方も多いのではないでしょうか。
プライベートであればある程度コーデの幅も広がりますが、ビジネスの場となるとどうしてもコーデの幅は狭まってしまいます。選べるのは足元だけ、という方も少なくないでしょう。
そんな中、需要が高まっているのがスニーカーです。
そこで今回はビジネスシーンのスニーカー選びと題して、選び方のコツをご紹介します。特にTPOをわきまえなければならないビジネスにおいて、失敗は禁物。30代、40代、50代と、年を重ねるにつれて恥をかかないためにも基本のキを今一度おさらいしましょう!
スニーカーを選ぶなら「オフィスカジュアル」
基本的に、マナーとしてビジネススーツにスニーカーはタブーだと言われています。
如何にシンプルなスニーカーを選んだとしても、どうしてもビジネススーツの固い印象とは相性が悪くなってしまいます。
しかし、最近のビジネスシーンでは、スーツスタイルに比べある程度カジュアルなオフィスカジュアルスタイルが推奨され始めています。
このオフィスカジュアルスタイルであれば気楽にスニーカーを選べるほか、全体のコーデもある程度余裕をもって組むことができるため、この季節にはぴったりと言えるでしょう。
それでは早速「オフィスカジュアル」にぴったりのスニーカーを二つご紹介します。
迷ったら、「黒スニーカー」
オフィスカジュアルといえども、スニーカーなら何でも合わせてよい、ということはありません。
そんなオフィスカジュアルスタイルに合うスニーカーが「ローテク系」です。
その中でも選びやすいものは、革靴との差異がない黒スニーカーではないでしょうか?
ローテクスニーカーの特徴として、シンプルで主張が激しすぎないといった点があります。オフィスカジュアルのようなスタイルであればどんなコーデでも親和性は高いでしょう。
キャンバス生地などはやはり少々カジュアルに見えすぎてしまう可能性もあるので、できれば革素材を選ぶのがベストです。
例えば、光沢感のある黒スニーカーに、白のソールでカジュアルさをプラスしたスニーカーは、ローテクスニーカーの王道と言えるでしょう。
コーデ次第で「白スニーカー」もアリ
実は白スニーカーもオフィスカジュアルにはもってこいなんです。ただしこれも「ローテクスニーカー」に限ります。
干場編集長も実践しているように、白スニーカーであれば暗めになりがちなビジネスの装いに適度なラフさをプラスしてくれます。
色合いで涼し気に見せながら、洗練された雰囲気を醸し出すことができるでしょう。
シンプルながら、コーデ全体の色合いを引き締める効果がある「白スニーカー」も、スニーカー選びの選択肢としては十分考えられます。
また、黒・白どちらのスニーカーを選ぶ際でも、ボトムスはチノパンやジーンズにしましょう。さらに、くるぶしが見えるくらいの丈にするとダサく見えず、スマートな印象になります。
このようにボトムスがカジュアルであれば、トップスはTシャツでもYシャツでも良し、コートでもジャケットでも良しです。
季節や天候によって調節すると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか? 今回ご紹介した中で特に重要な四つのポイントをまとめてみました。
① ローテクスニーカーを選ぶ
② 黒か白を選ぶと◎
② ボトムスはチノパンやジーンズなどのカジュアルなものに
③ ボトムスはくるぶしが見える丈の長さで
この四つさえ守ればスニーカーを履いていても、TPOをわきまえたスタイルを目指すことができます!
オフィスカジュアル×スニーカーのスタイルは出張にも役に立つこと間違いなし、また一足持っていればプライベートでの旅行にも、もちろんガシガシ履くことができます!
ぜひ皆さんも今回ご紹介したスタイルで、複雑な天候の秋冬を乗り切ってみてはいかがでしょうか?
Text: FORZA STYLE