【後編】保護者と、教員同士と、生徒とまで。不倫でストレス解消に走る節操のない教員たち

【前回のあらすじ】

実は多忙なはずの教員には不倫が多いという。平日はもちろん、土日祝日も仕事で忙しく、そもそも離婚率も高いため、様々な不倫の事例があると探偵業界では有名である。

「一番もめるのは、教員と保護者が不倫関係に陥っている場合ですね。お互い家庭があるわけですから、明るみに出た場合にはかなりのもめ事になります」

真知子さんが見てきた事例の中で最もひどかったのは、一人の小学校の男性教員が複数の母親と浮気をしていたケースだそうだ。

「もちろんというかなんというか、その男性教員にも家庭があって、０歳と３歳のお子さんがいました。一見すると爽やかで裏表のなさそうな青年って感じかな。子どもたちに日々接しているからか、30歳という年齢よりは、かなり若く見えました。まだ大学生みたいなそんな感じでした」

でも爽やかなのは見た目だけだったと、真知子さんは笑う。