【後編】「親権争いで、ズタボロにされました…」身勝手な両親に蹂躙された、元子供たちの「血を吐くような激白」

【前編のあらすじ】

高橋恵里奈さんは子どもの頃、親の離婚を経験したひとり。離婚自体へのトラウマはゼロではないものの、不仲のまま一緒にいられるよりは離婚してくれた方がよかったと話す。しかし、意外なところから、恵里奈さんを傷つける刃が飛んできたという。

……………………………………………………………………………………………………………………恵里奈さんは、両親の離婚時、他人からかけられた言葉に深く傷ついたと話す。

「両親が離婚した頃、ご近所の方にかわいそうって言われたんです。子どもとしては、家庭内別居状態の方が気まずかったので、別れてくれてせいせいしたというか、スッキリしたんです。それなのにかわいそうだとか、気の毒だとか、親の離婚は今後の人生に悪影響だとか好き勝手なことを言われたのがすごく嫌でした。親の離婚ひとつで私の人生までも汚されているようで」

他人からの憐れみの目、これが何よりも恵里奈さんを苦しめたんだという。

「放っておいてほしいんですよ。関係のない他人から言われる筋合いがないというか。よく芸能人の離婚問題とかもテレビでやっていますが、マジでやめた方がいいですよ、アレ。だって関係なくないですか？誰が離婚しようが、不倫しようが。本来当事者だけですよね、文句を言っていいのは」。