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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「更年期ってなんでもアリだな…」無神経なクズ亭主にもう限界!更年期障害を患った女性の「目も当てられない日常」

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夫は咲子さんの姿を見ると「辛気くさい」と言った。

「夫はそんなにメシ作るのイヤならもういいと言って、デリバリーを注文したり自分の分だけ買ってきたりするようになりました。私が2階で寝ていると、AVでも見ていたんでしょう、階下のリビングから女性のわざとらしい喘ぎ声が聞こえてくることもありました」

咲子さんはその音を聞きたくなくて両手で耳を覆った。

「大丈夫?の一言もないどころかAVを大きな音で見るなんて……とにかく涙がこれでもかというほど出て。あの男と結婚したのはなぜだったのかなと、本当にわからなくなりました」

夫との間の溝が日に日に深まるなか、もうこれ以上一緒にいられないと咲子さんに思わせる出来事があった。

「何日も手料理を食べていなかった夫が、腹を立てて寝室まで文句を言いにきました。指が痛くて、ネットスーパーで買った物を玄関に置いたままだったのですが、それも叱られました。で、『なまけ病もたいがいにしとけ』と言われたので、泣いて抗議したんです」

すると夫は『泣いて済む年じゃないだろ。わかったわかった。更年期って言えば何でもありですな』と揶揄するように言ったあと、『俺はどんなに不調でも仕事を休めない!羨ましいよ、ほんとに』と吐き捨てた。



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