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LIFESTYLE 愛と悲鳴の婚活道場

姑に嫌われ続けて、気づけばバツ2。180㎝のイケメン男に「決定的に欠けている視点」

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ライフスタイルは十人十色。おひとりさまもおふたりさまも大いに結構ですが、結婚というゴールに向かって不幸なひしめき合いをしている男女が爆増している今日この頃。

混迷かつ複雑を極める昨今の婚活に道を示すべく、道場主・川崎貴子は修行の旅に出ていた。

久しぶりに開門した道場に飛び込んできたのは、スーツを着こなした40歳のナイスガイ。名門大学在学中より、アジアエリアを中心にビジネスをしているフロンティアスピリットの持ち主。バイタリティと金があるのでモテるゆえに離婚歴は2回ある。「安らげる家庭が欲しい」と道場主・川崎貴子に教えを受けに来たが……


【川崎貴子】
2度の結婚を経験した二女の母。乳がんの闘病経験も持つ。経営者、結婚コンサルタント、コラムニストとして多ジャンルで活躍中。道場が休みの間、新規ビジネスの立ち上げから、長女の大学受験まで多くの山に挑み、すべて登頂に成功。

今回の相談者は、佳樹さん(40歳)

佳樹さんのスペックはこちら!
年齢:40歳
職業:会社経営
恋人:なし
交際人数:20人
結婚暦:2回
結婚願望:非常にある
顔:きりっとした塩顔で、身長180cm筋肉質のイケメン

川崎:早速だけれど、離婚歴が2回あるのね。バリキャリ好きそう(笑)

佳樹:はい。一人は専門職で、2人目は経営者の女性でした。たまたまですが、二人とも家柄の良い、世間的に言えばバリキャリで。

川崎:おそらく、最初はあなたが好きになって、お相手が結婚までぐいぐい来て結婚したんでしょう。その姿が見える。

佳樹:もう、その通りでございます。川崎さんの透視能力が冴えわたり、婚活相談、時短に直結ですね! 予想通り、最初の妻は弁護士、2人目の妻は美容関連会社の経営者です。「女性の人生を素敵にする」というふんわりした経営者ではなく、薬学部出身で学生起業もしているガチ経営者です。

僕はいいと思った女性を食事に誘うのですが、いつの間にか向こうからロックオンされて、そのまま授かり婚してしまうのが今までのパターンです。

川崎:え!? お子さんもいるの? 

佳樹:最初の妻との間に男女の双子がおり、2番目の妻との間に娘がいます。双子は14歳で、ふたりとも妻と妻の兄が行った名門私立中学校にそれぞれ通っています。そして、2番目の妻との間に授かった6歳の娘は、妻が高校まで在学した私立小学校に入学しました。

川崎:それは、養育費ちゃんと払ってる?

佳樹:ちゃんと払ってます。養育費貧乏です(笑)でも、彼女達は実家がお金持ちで、かなり援助を受けているというか、母親の言うとおりにしてるというか…。

川崎:元妻の共通点は、お嬢様で実家から離れられない人か……

(しばし考え)、離婚理由は「妻の実家との確執」ね。それも母親。

佳樹:その通りです。

川崎:子離れできない母と、親離れできない娘という関係は増えているのよ。「あなたのことは私が一番よく知っている」という母、「ママに聞かなくちゃわからない」という娘の共依存は、ハイキャリアの女性に多い。

結婚するときも相当反対されたでしょ。でも妊娠=イコール孫だから、しぶしぶ許した感じかな?どう?

佳樹:言葉も出ません。

川崎:日本は女性がまだまだ生きづらい社会だから、母親が子供で自己実現しようとしちゃうんだよね。その母も結婚に際し、「仕事を辞めて家庭に入るべき」と泣く泣くキャリアを手放している経験がある人も多い。だから夢を娘に託す傾向があるの。

そして、娘を理想通りに育て上げ、母は娘のサポートに回る。母が家事全般をこなし、有力者に娘の庇護と応援を頼むなど、影に日向に寄り添うのよ。娘が30、40……いえ60歳になっても、母との結びつきが強くなり続けるということはよくあるの。

佳樹:その通りです。1人目の妻も、2人目の妻も常に僕よりも母親を優先していました。

そんな苦労話を語る佳樹さんには、ある「隠し事」があった。衝撃の後編に続く。

▶︎【後編】姑に嫌われ続けて、気づけばバツ2。180㎝のイケメン、ハイスペ男に決定的に欠けているもの。


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