■加齢によって、ステアリングホイールを回すのが面倒になった
高齢のドライバーのなかには、加齢によって運動機能が低下したことで、ステアリングホイールを回すのに苦労するようになった、と感じる方がいるそうです。ステアリングホイールを思うように回すことができなくなったことで、運転に自信がなくなって、膨らむつもりはなくても膨らんでしまったり、少しでも楽に曲がるため(直前で外側に膨らんで)大回りをするようになった、ということは考えられると思います。
■まとめ
左折しようと、左ウインカーを点灯させても、あおるためにハンドルを右に切れば、ウインカーはキャンセルされてしまいます。それを見た後続のクルマや(自転車含む)二輪車は、「左へ曲がろうとしたけど、やめたのか」と理解ができます。クルマはともかく、二輪車にとっては、前走車が「左折するか否か」は非常に重要。左ウインカーがキャンセルされた時点で、直進する二輪車は加速してしまう危険もあり、大変危険です。
挙動が予測できない運転は、周囲にとって大変迷惑ですし、事故を起こしてしまうリスクも高まります。「そういえば無意識にやっているかも…」という方は、いま一度ご自身の運転を見直すようにしてください。
Text:Tachibana Kazunori,MMM-Production
Photo:Adobe Stock
Edit:Ogiyama Takashi
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