大胆スペック予想でライバル車比較も
前回に引き続きレクサスSUVの話題です。同じブランドを2連続で取り上げるのは不本意ですが、突如レクサスは新型RXを6月1日(午前9時)にオンラインで発表すると明言。1点のみですが画像も公開しました。ひょっとしたらBEVのRZよりカッコいいかも。妄想は膨らむ一方です。
正直言ってRXはもう1年引っ張る算段か? と思っていたものの、本格的BEV時代が2030年であることを考えれば、新型RXをデビューさせるタイミングでした。旧世代プラットフォームを使うレクサスはいまやこのSUVのRXとセダンのIS、そして5ドアハッチバックのCTのみ。おそらく新型RXはTNGAのGA-Kプラットフォームを採用するはず。以下、その理由を並べてみましょう。
GA-Kプラットフォーム採用車はレクサスブランドではセダンのESとSUVのNX(UXはGA-C)の2車種。トヨタブランドでは、セダンのカムリとアバロン(海外モデル)、SUVはRAV4(PHV含む)とハリアーとハイランダー(海外モデル)、ミニバンのシエナ(海外モデル)と幅広く採用されています。
そこで注目したのはハイランダーです。このクルマは3列シートのSUVで2.5Lハイブリッドと3.5LのV6ガソリン車をラインナップします。ボディサイズは後述しますが新型RXを作るには好都合。GA-Kプラットフォームならプラグインハイブリッドを新規投入するにも既にRAV4とNXで実績があります。また現行RXは2列5名乗車と3列6/7名乗車でボディを作り分けていますが、可能なら1モデルに集約しコストを削減したいはず。
【レクサスRX】※現行型
ボディサイズ:全長4890×全幅1895×全高1710mm
ホイールベース:2790㎜
【トヨタ・ハイランダー】※2022My
ボディサイズ:全長4950×全幅1930×全高1730mm
ホイールベース:2850mm