ファッション好きにとって、メンズショップの店主やスタッフと話をするのは何よりも楽しい。
マニアックで博識でクセがすごい店の“トリセツ”を紐解いていく連載、今回は、JR恵比寿駅から徒歩約2分にある「TAMANIWA EBISU」。
アトランタ・ブレーブスのゲームジャケットを着て、世界のトッププレイヤーから支持されるグラブメーカーATOMSとコラボしたオリジナル硬式用グローブをしているのがオーナーの井口浩伸さん。井口さんに、「TAMANIWAってどういう意味ですか?」と尋ねたら、「球の庭ですよ」と返答。おぉ、Field of Dreamsではないか!
【TAMANIWA EBISUのトリセツ①】オーナーの井口さんの野球物語
ソックスブランド「ROSTER SOX」は選ぶのに困るほど大充実!
野球を見るのが好きになったのは歳を取ってからでした
井口さんの会社名「Gwynn」は、サンディエゴ・パドレスで、「イチローよりすごいアベレージヒッターでした」というトニー・グウィンの名前から、ソックスブランドの「ROSTER SOX」のROSTERは一軍登録という意味で、(しかもSOX!)、小物ブランドの「INFIELDER DESIGN」のINFIELDERは内野手など、野球にまつわる言葉やアイテムが溢れているTAMANIWA EBISU。
もちろんオーナーの井口さんは野球経験者で、大学まで内野手としてプレイ。同世代を聞くと、高橋由伸、上原浩治、井端弘和などの名前がスラスラ挙がり、「高校のときに決勝戦で高橋尚成に負けた」そうです。そして、「大学まで野球をやっていると、現役のときに悔しい思いをしているので、野球を見るのはそんなに好きじゃなかった。見るのが好きになったのは歳を取ってからです」と言います。
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