昨今様々なシーンで話題となる「ハラスメント問題」。ドラマや映画でもメインテーマとして取り上げられるなど、非常に注目度の高い問題ですよね。当事者意識をもって考えなければいけない問題ではありますが、近年では種類が枝分かれしており、「初耳!」というハラスメントがあるのも事実。
そこで今回は身近なハラスメント問題を1つピックアップ! どのような意味なのか、またどうしてそれがハラスメントになるかなど、周囲の人にハラスメントをしないよう学んでおきましょう!
Q.「セカハラ」とはどのような意味でしょうか?
1 世界中で起きているハラスメントの総称
2 二次的なハラスメント被害
3 2つのハラスメントを同時に行うこと
4 セクハラ(セクシャルハラスメント)とアカハラ(アカデミックハラスメント)の合成語
正解は2の「二次的なハラスメント被害」です!
セクハラやパワハラなど何かしらのハラスメント被害にあった被害者がそれを訴えることで、逆に会社や組織から圧力をかけられてしまうことを指します。特にセクハラは被害者のほうが「自分から誘ったんじゃないのか」「あなたにも非があったんじゃないのか」等言われてしまうことも多く、ハラスメント被害者に対する誤った対応として問題になっています。
セカハラは加害者にそういった言動をした意識がないことが多く、無意識にハラスメントをしていることがほとんどです。こちら側に悪気はなくとも、相手が不快に思えばそれはハラスメントになり得ます。セカハラでけでなくアルハラ(アルコールハラスメント)やマタハラ(マタニティハラスメント)なんかもその限りです。
ハラスメントの名前を覚えるより大切なことは、人が傷つく可能性のあることを知り、自分の意識をアップデートさせることです。「セカハラ」という単語を忘れてしまっても、こういった言動で傷つく人がいるということを知って、自身の生活を一度見直してみることができたら素敵ですね!
Text : FORZA STYLE