自宅も車もキャンプも! これ一枚で好感度が上がります!
第436回目は、ペンドルトンのブランケットです。
昨今のアメカジブームで、今ネイティブアメリカン柄が再加熱しているのをご存知でしょうか。とくれば、最有力は間違いなく「ペンドルトン」。最近では、ファッションブランドとのコラボレーションの後押しもあってウェアも数多く登場していますが、押さえておくべきは、当ブランドのシグネチャーとも言えるブランケットでしょう。
1909年の創業からアメリカ先住民向けにブランケットやローブの製造を続けている同ブランド。100年超の歴史で築き上げてきた地位は、ネイティブアメリカン柄=ペンドルトンと言われるほどで、98年にカジュアルウェアをリリース、以来ファッション界においても王道となりました。数あるネイティブアメリカン柄の中でも、ペンドルトンの鉄板と言えば、こちらの「チーフジョセフ」。
20年代から今もなお変わらぬデザインで製造され、北西部における最も偉大なネズパーズ族の戦士の名にちなんだ本作。メイド・イン・USAにこだわり自社工場での生産を続け、ウール素材を使用し肌触りは実に上質。暖かさも文句なしですから、まだまだ寒さの続く今の時期にぴったりです。
特にここ数年のキャンプ需要の増加により、ブランケットはデキるキャンパーの必需品。自宅でも重宝するのはもちろん、キャンプやドライブデートで意中の女性にさり気なくかけてあげれば好感度上昇間違いなし! 女性にも人気の高いブランドですから、彼女の体だけでなく、心もホットにしてくれるかと!
タグに刻まれる1863の数字は、ペンドルトン創業の立役者である英国人織職人のトーマス・ケイが、オレゴン州に渡り家族運営の工場を設立した年号。後に氏の長女であったファニーに譲り、彼女の子供たちの手で1909年に創業したのだそう。
上のラージサイズブランケットの他に、膝掛けに便利な小さめのブランケットも。こちらの「ムチャチョ」は、ラージサイズ同様高密度で織り上げたウールを使用し、ソフトな質感とともに耐久性と保温性も向上。膝掛けや子ども用の毛布としてもオススメです。
様々なニーズに合わせて幅広い展開をしているのも見どころ。ジャカード織りで仕立てたバスタオルは、178×102cmのオーバーサイズなので、ソファーやベッドのマルチカバーにもうってつけです。サイズだけでなくデザインも豊富なので、お気に入りの一枚を探してみては。
バスタオルの表地はベロア調に仕立てられており、上品な艶っぽさを演出します。対して裏地はループ織りで構築され、直接肌に触れることが多いため柔らかな肌触りに。気の利いたこだわりも魅力の一つです。厚手のコットンを採用しているので、洗濯機での丸洗いもOK!
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
エイアンドエフ 03-3209-7575