リアル・プリティ・プリンセス
家でゆっくり過ごす時間が増えたここ一年、家で映画やドラマを見る時間が増えたという方も多いのではないでしょうか。昨年秋に金曜ロードショーで放送された『プラダを着た悪魔』、ご覧になりましたか?
今回スポットを当てるのはその映画で大ブレイクを果たしたアン・ハサウェイ(38)。ご紹介するまでもなく皆さんご存知のハリウッド女優です。
©︎GettyImages
2001年公開の『プリティ・プリンセス』が大ヒットしたことで世界に見つかったアン。当時19歳でしたが、王女役の役作りのためにスウェーデンのヴィクトリア王女に関する本を読み漁るなど、努力家な一面をすでにのぞかせていました。
『プリティ・プリンセス』は、ある日突然高貴な身分であることを明かされた平凡な女子高生が、王女となるべく修行を積んでいくシンデレラストーリー。野暮ったい少女が美しく洗練されていく様子が、アンと重なるものを感じさせますよね。
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アンはこの作品であまりにプリンセスイメージが定着してしまい女優としての在り方に悩みますが、自ら挑戦的な作品を選ぶなど、そのイメージをいい意味で払拭することに成功します。
そして2006年公開の『プラダを着た悪魔』の世界的ヒットとともに、ハリウッド女優として名実ともに世界に認められることとなります。
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2012年公開の『レ・ミゼラブル』では、貧困にあえぎながらも娘を育てるために体を売る母親役を熱演し、ついにアカデミー助演女優賞を獲得します。この時アンは役作りのためになんと坊主頭にし、さらに11キロも減量。あっぱれとしか言えない女優根性ですよね。
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一時期は言動が「優等生っぽくてわざとらしい」と世間から反感を買い、"ハサウェイ"と"ヘイト"をかけた、"ハサヘイト"という造語が生まれるほどのバッシングを受けた時期も。あまりにも成功していた彼女への嫉妬の表れのように思えますが、ともかく彼女はこれを乗り越えました。美しく儚い印象だけでなく、本物の強さも得たアンは、今やその時期の片鱗も感じさせぬほどの圧倒的貫禄でハリウッドの最前線に立っています。
2011年に結婚し、今では出産を経て母親として家庭と仕事を両立しているアン。夫婦仲の睦まじい様子は多くのパパラッチに捉えられており、幸せいっぱいの様子が伺えます。
名前は知っていたけどあまり詳しくなかったというアナタにも、昔から大ファンだというアナタにも、少しでも彼女の魅力がお伝えできたでしょうか。この機会に彼女の出演作をご覧になってみてはいかがでしょう? 2000万人近くのフォロワーを誇る彼女のInstagramもぜひ覗いてみてくださいね。
それでは次回のセレブ美女をお楽しみに!
Text:celebrity watchers☆N.S