「花菖蒲」が「江戸百景」の一つにも数えられ、歌川広重・鈴木春信など著名な絵師による浮世絵に描かれている歴史ある街、堀切菖蒲園にておじさまとお酒をもとめて、創業56年を数える名店「きよし」に参りました〜。
とくに、ここに来たからには必ず吞みたい、キャッチしたい一杯があるのです!
「きよし」の店名は先代の名前から由来していて、元々はガード下にあり移転されたそうです。
京成本線「堀切菖蒲園駅」北口より徒歩5分程度にある、常連さんたちのお家のような優しいお店です。
来店当日は、常連さん以外お断りの時期だったのですが、お店の方が「ぜひ常連さんになってね」と特別に入店させてくれました涙。
食事のメニューは100種類以上あり、ほとんどが作り置きぜず、その都度、丁寧に作られるので、いっぺんに何種類も注文をするのは野暮なのです。
吉田類さんの色紙もありました〜!
まずは、ホッピーセット(¥400)。心なしか、中が濃い目で嬉しい〜♡
お刺身が人気です。小肌刺し(¥250)。
ウインナー焼き(¥300)、べったら漬け(¥200)。
〆はチリビーンズで!(¥280)。和洋折衷の様々な料理、しかもとってもお財布に優しい価格なので、お酒が進みます!
現在は、感染対策の為仕切りで区切られており雰囲気が昔と異なりますが、たまたま今日は、店主のおばあちゃんのお手伝いをお孫さんされていて、ほっこり。
お食事を頂いたあとは、お皿は下げられません。なぜならお会計時にその皿をカウントして計算するので、そのままにしておくのがルールです。
とってもホッピーが濃いめで美味しくて♡
さて、ほろ酔いでこれ以上吞むと、帰りがシンドイな~、となったところで気付いてしまったのです。大事なものをキャッチし忘れていたのです。
「きよし」は、レモンと炭酸水を梅シロップ入りの焼酎で割った「ボール」(焼酎ハイボール)が呑めるので有名なのです! ここに来たからには、ボールをキャッチしなきゃいけないのに。私はなんたる愚か者よ。
常連のお隣のおじいちゃんもずっとそれを呑まれていたのに……うっかり……涙涙。
葛飾区では、いくつかのお店で頂けるので、ぜひお試しください。そして、常連候補生の私はリベンジをここに誓います! 「きよし」でお会いできたら、ボールで乾杯しましょ♡
きよし
東京都 葛飾区 堀切 5-23-6
京成本線「堀切菖蒲園駅」北口より徒歩5分程度
■営業時間
月〜水 17:00〜22:00
金〜土 17:00〜22:00
日曜日 15:00~22:00
日曜営業
■定休日
木曜日
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
Photo&Text:Misaki Kobayashi
Edit:Takashi Ogiyama