格上げ狙いに、タイバー&カフリンクスを有効活用
クラシックスタイルのスーツがトレンドを牽引する中、タイバーやカフリンクスといったスーツアクセサリーに興味を持っている人が、多いのではないでしょうか。基本、余計な装飾性を求めないスーツスタイルにおいて、タイバーとカフリンクスは、唯一と言っていい装飾品です。
上質なスーツの生地に、タイバー&カフリンクスのメタリックな輝きは、実に映えます。クラス感がアップするのは、いうまでもないでしょう。特に目に留まるのがタイバー。クラシックスーツとなら、貫禄や風格が生まれます。ネクタイを持ち上げ、立体感を出すという実用的なメリットも。一方カフリンクスは、装飾性がより高いアイテムと言えます。石やモチーフなど、身に付ける人の趣向性が如実に表れるアイテムといえるでしょう。
そろそろ年齢的にも立場的にも、一段上に見られるようになりたい。そんな方にとって、タイバーとカフリンクスはうってつけのアイテムですよ。
dunhill ダンヒル
英国らしい端然さの中にも、ささやかな遊びが
ストライプが彫り込まれたタイバー。英国老舗ブランドらしい、正統派なデザインと言えます。一方で、カフリンクスでは、遊び心あるデザインを披露。ジャイロシリーズのスクエアタイプとなるこちらは、その名の通り中央を軸に2つのスクエアパーツが動くようになっており、手元にさりげない動きを与えます。
MONTBLANC モンブラン
鉄板のオニキスに、輝きを少々プラス
極々シンプルな、エッセンシャル サルトリアル カフリンクス。素材は日々の使用で実用的なステンレススティール製。その中央には、カフリンクス定番の素材であるオニキスをセットします。シンプルなサークルデザインですが、オニキスにはファセットカットが施されており、さりげなくも手元で輝きを披露します。
DAMIANI ダミアーニ
Vゾーンにちょうど良い、足し引きバランス
さすが、ジュエリーブランドだけあって、シンプルな中にもエレガントな香りが漂います。シルバーとピンクゴールドのコンビを採用したタイバーは、2本のシンプルなラインで構成。ゴールドのみだとビジネスでは敬遠されがちですが、こんなシンプルなコンビデザインなら、嫌味なく着けられますよね。
Turnbull & Asser ターンブル&アッサー
この洒落っ気が、英国クラシック流の粋
正統派な英国の老舗ブランドですが、カフリンクスにおいてはこんな遊び心も楽しませてくれます。ボタンに代わり着けられるカフリンクスを、糸留めされたボタンそのものをモチーフにデザイン。ボタンには、マザーオブパールを採用。台座の周囲には、ブランドネームをさりげなく刻印しています。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
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