FASHION ― フォルツァー鳥居直樹のメガネ探し「似合ってナンボ!」

個性的で“キャラ立ちする”メガネに挑戦!

2018.6.30 2018.6.30
2018.6.30

どんなメガネでも、まずは掛けてみる

「前回はアジア出張のためのサングラス探しでしたが、今回はヨーロッパでの国際会議のときに “キャラ立ちする”メガネを探したい」というFORZAのモデル集団フォルツァーの一人、鳥居直樹さん37歳。ヨーロッパの個性的なメガネブランドを直輸入で扱っているメガネショップ『リュネット・ジュラ』の青山グラン店で、瀧澤雅也店長とともに鳥居さんのリクエストを叶えます!

欧米人に「顔と名前を覚えてもらう」ためのメガネ探し

サッカーのニュースを見ていて、今回のテーマを決めたという鳥居さん。「ヨーロッパのチームは東洋人の顔の区別がつかないということがあるそうで、それを逆手にとって、アジアのチームは練習時に背番号を付けずに戦略練習をするそうです。確かに、欧米人からすると東洋人は顔の印象が皆一緒に見えるということなのでしょう。なので、国際会議に出席したときに、パッと一目で区別がついて、顔と名前を覚えてもらえるようなメガネを探しにきました」という。

その話を聞いた瀧澤店長は、「欧米の方は、個性的なデザインのメガネでも似合っていれば声に出して誉めてくれますからね。鳥居さんのような官庁勤めの方は、人に覚えてもらうのも大切な仕事です。リュネット・ジュラが扱うメガネは、ほとんどがヨーロッパのメガネ専業メーカーのもので、初めて聞くブランド名が多いと思いますが、モデル毎に固有名詞を付けるなど、作り手やデザイナーの想いが込められている商品が多いです」と説明する。

店内のメガネをグルッと見回した鳥居さんは、「国際会議に出席している外国人はこんな感じの個性的なメガネを掛けている人が多いですね。やっぱり感性や育ってきたデザイン環境が違うんだろうなぁ。それに店長のメガネも相当ユニークですよね」というと、店長は「今日のメガネは『THEO(テオ)』というブランドのもので、“優しそうに見えるおじさん”をテーマに選びました」と返答。「ヨーロッパのメガネはカラフルで、色展開が多いのも特徴です。デザイン力が優れているので、ぜひ恥ずかしがらずに掛けてみてください」と続ける。

「僕はまだ“優しそうに見えるおじさん”の境地までは……」と笑う鳥居さんが、欧米人に認められる個性的なメガネに挑戦する。

個性的なメガネを選ぶときのコツを伝授

「店長のメガネは個性的でとても素敵なデザインですが、自分なら手に取らないだろうなぁ」という鳥居さんに、「メガネは選び慣れていないと思いますが、洋服より着脱が楽なので、お店に来たらどんどん掛けてトライしてみてください。好きなモノと似合うモノは違います」と瀧澤店長。

それを聞いて、「メガネを試していると、誰も見ていないのに、誰かに見られている感じがするんですよね(笑)。それで似合わないと恥ずかしいから、どうしても無難なものに落ち着いてしまいます」と鳥居さん。それに対して店長は、「帽子やメガネ、スカーフやポケットチーフなどもそうですが、自分もまわりの人も目が慣れてくると“個性”になってきます。うちのメガネを気に入ってくれたお客さまは、次はもっと個性的なモノをと選ばれますよ」と解説する。

さらに、メガネを選ぶときは、スタイリングや髪型も大事だという。「お客さまの中には、髪を切ってからまた来ますという男性もいます。服装やヘアスタイルで雰囲気が変わるので、メガネを掛けて“どう見せたいか”でセレクトが変わってきます。また、目が悪くてレンズの厚みを気にしている方は、フレームを個性的にするのもテクニックの一つ。デザインに目が行って、厚みが気にならなくなります」とアドバイス。

掛けているうちに味になっていくプラスチックフレーム

「鳥居さんは鼻筋が通っていてどんなタイプも掛けられる顔型ですね」という瀧澤店長が選んだプラスチックフレームは、ドイツブランド「FROST(フロスト)」のモデル「PANORAMA」。元ジュエリーデザイナーのマリオンさんが、「満足するメガネに出会えない」という夫のパリスのためにメガネを作ったのがブランドの始まりだという。

「3層の色から構成されるフレームで、フロントの両サイドに波打つようなカーブが印象的です。アートのような独創的なデザインで人気です」と店長。鳥居さんは、「フロントからはみ出すように瞳の上に配したゴールドが“ハイライト”のような効果があって、顔が明るくなるような気がします。プラスチックだけどデザインによってシャープな印象もありますね」とお気に入りの様子。


「フロスト」モデル「PANORAMA」3万6500円(税抜)(リュネット・ジュラ 青山グラン)
デザインの主張が強いけれど、上品に見えるラウンドの妙味

ラウンド(丸)型から店長が選んだのは、アントワープが生んだ鬼才、パトリック・フートが手がける「THEO(テオ)」のモデル「WC」。「この“アイ・ウィットネスシリーズ”は左右非対称が特徴です。また、フロントやサイドのテンプルにオリジナルフォントの数字が配され、数字を繋いでいくと一つの絵になる遊び心が隠されています」と説明。

「ぱっと見は個性的ですが、今自分が掛けているメガネとレンズの形に似ているからあまり抵抗感はないですね」と鳥居さん。「メガネ選びの壁を超えるヒントになるメガネだと思いますが、キャラが前面に出てきて、掛けると建築家やグラフィックデザイナーみたいなクリエーターのような感じに見えます」と照れる。


「テオ」モデル「WC」5万5200円(税抜)(リュネット・ジュラ 青山グラン)
すごく軽量で掛けやすい、プロダクトデザイン的メガネ

涼しげな感じで今の季節に掛けるのにお薦めですと選んだのは、ドイツが誇るメガネブランド「ic!berlin(アイシーベルリン)」のモデル「PURITY」。「薄さ0.5mmのステンレス材をレーザーカットで切り出して作るフレームで、ネジを1本も使ってない画期的な構造です」と店長。

「これすごいですよ」と何度も鏡を見る鳥居さん。「とても個性的ですが、非常に軽量で、掛けやすいメガネです。良くできていますね」と感心する。店長は、「このモデルは、シュプレマティズム(絶対主義)という考え方にインスピレーションを受けたコレクションの中の1本で、ネジを使っていない丁番ともマッチしたデザインになっています」という。


「アイシーベルリン」モデル「PURITY」4万8000円(税抜)(リュネット・ジュラ 青山グラン)
選んだ理由は、「線が細くて、ほどよく顔に馴染む」

「どれも個性的なフレームで、薦められてはじめて掛けるような上級デザインですが、掛けるとハマるという感じもわかってきました。店長の言う、何でも掛けてみるのが大事というのも納得です。個性的ですが意外と選びやすいですね」と鳥居さん。

最終的に選んだのは「アイシーベルリン」のモデル「PURITY」で、「繊細なデザインと技術力が合致したきれいなフレームで、掛けてみると柔らかくて軽いのが気に入りました」とファイナルアンサー。店長は、「ネジを使っていない構造なので壊れにくいのも特徴です。今日は個性的なラインナップを用意しましたが、始めから似合わないと思わないでいろいろ掛けてみると、壁を超えられます」と太鼓判!

瀧澤店長と鳥居さんが選んで次点となったメガネ

下の画像の上左は、デザイナーのヘンリック・オルグリーンと彼のエクストリームスポーツの仲間たちによって1997年にスタートした、デンマークブランド「ORGREEN(オルグリーン)」のツーブリッジモデル「ROCK」。ストーン風のグレーがナチュラルで柔らかい雰囲気を醸し出し、ツーブリッジをソフトに演出する。

同じく上右は、眼鏡デザイナーとして30年以上のキャリアを持ち、パイオニア的存在であるジャン・フランソワ・レイが手がける、フランスの「J.F.REY(ジェイ・エフ・レイ)」。フロントもテンプルも2重構造で立体感があり、表のダークブラウンが裏のゴールドを引き立てる。


上左/「オルグリーン」モデル「ROCK」4万円(税抜)、上右/「ジェイ・エフ・レイ」モデル「JF2738」3万6000円(税抜)、下左/「テオ」モデル「SKELETON」4万8300円、下右/「フート」モデル「AMADEO」11万5000円(税抜)(すべてリュネット・ジュラ 青山グラン)

上の画像の下左は、「THEO(テオ)」のアウトラインシリーズのモデル「SKELETON」。ユニークなのは、まずレンズの形を決めて、それにフレームのアウトラインを描いていく手法でデザインされていること。はじめに主役であるレンズに意味を持たせ、輪郭(アウトライン)をシルエットにして収めている。

同じく下右は、ベルギー在住の「テオ」のデザイナー、パトリック・フートのプライベートブランド「Hoet(フート)」のモデル「AMADEO」。洗練、優美、時代を超越したデザイン、クラシックとモダンなどをキーワードに、静かなる美しさが光る、シンプルな美学で貫かれた限りなく上質で非凡なアイウェアだ。

東京・外苑前のCIプラザの対面にある「リュネット・ジュラ 青山グラン」店の1・2階はヨーロッパ直輸入ブランドのメガネが中心で、3階は木やレザー、水牛の角など天然素材のフレームや「フォーナインズ」など人気ブランドも取り扱う。「リュネット・ジュラは各店で仕入れを行います。同じブランドでも扱うモデルが違うので、お店のファンの方も多くいらっしゃいます」と瀧澤店長。

【問い合わせ】
リュネット・ジュラ 青山グラン店
東京都港区南青山2-12-1 ミヤコヤビル
03-3401-4446
営業時間:10:30~20:00
定休日:水曜日
http://www.jurajura.jp

Photo:Kashiwabara Riki
Text:Makoto Kajii
Edit:Ryutaro Yanaka

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