FASHION ― こじラグ

シニアエディター ヤナカの「こじラグ」

驚くのは その裏地! ロロ・ピアーナのアウターが世界最高峰なワケとは

2017.11.18
2017.11.18

まるで、カシミア山羊たちに抱かれてるみたいや〜

自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに…。ホントにこじらせてるのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかは分かりませんが…、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

さて、68回目は寒くなってきたので、またまた出しますよ! 「ロロ・ピアーナ」のブルゾンです。冬のアウターって、レザーは別として お尻まで隠れるような ちょっと長めのものしか買ったことがありませんでした。普段からクルマに乗るような生活様式だったら 短めのアウターが便利なのかもしれませんが、やっぱり腰回りは冷やしたくないし、長めのアウターの方がリッチに見えるっていうのが理由だったのかもしれません。

ただ、そんな慣習をアッサリと覆すアイテムに、件のロロ・ピアーナで出逢ってしまうんですね。まず、このなんとも言えないカラーリングのチェックにひと目惚れ! そしてフライトジャケットG−1を彷彿とさせるデザイン。ボディはウール60% カシミア40%の混紡なんですが、襟と袖のリブはカシミア100%、さらに驚くのはインナー、内側の生地だったんです。

これ、カシミア90%にポリアミドを10%混紡したフリース素材なんです! カシミアのフリースって……、もう贅沢すぎるだろ。

出逢った瞬間から目のハートマークがどんどん大きくなっていき、たまらず試着すると想像の遥か遥か上をいく着心地。それはもう、カシミア山羊たちの群れの中に放り投げられたよう。気絶して白目剥いてしまいました…。トトロに抱きついたメイちゃんは、おそらくこんな気分を味わっていたんでしょうね(笑)。

一度袖を通してしまったら脱げないほどの快適さを知ってしまうと、もう後戻りはできません。値段のことや支払いのことなんか忘れて、得意の清水ダイブをぶちかまします! 買った後悔なんてもんは後からどうにか補填できますが、買わなかった後悔は死ぬまで引きずりますからね。

実際買ってみて2度ほど冬を越しましたが、とにかく重宝してます。そこまで寒くない日ならインナーはカットソー1枚で十分ですし、あまり重ねない方がそのフワフワ具合を思いっきり味わえるので、無造作に羽織る感じくらいが丁度良いんです。

前記しましたがG−1みたいなデザインなので合わせる服を選ばないし、悪目立ちしない落ち着いたカラーリングのチェックなので、他のアイテムとケンカすることもない! モノがモノなので相当に高額ではあったんですが、既に減価償却はできてるんじゃないかと思ってます。1回着用単価は考えてませんが…(笑)。

ただ恐ろしいのは、このアイテムをクローゼットの奥に眠らせてしまうような驚異的な破壊力のアイテムをこの冬手に入れてしまったってことなんですが、その話はまた別の機会に。

Photo:Riki Kashiwabara
Text:Ryutaro Yanaka

『FORZA STYLE』シニアエディター
谷中龍太郎

さまざまな雑誌での編集、webマガジン『HOUYHNHNM』編集長を経て、『FORZA STYLE』にシニアエディターとして参画。現在までにファッションを中心に雑誌、広告、カタログなどを数多く手掛け、2012年にはニューバランス初となるブランドブックも編纂。1976年生まれ。

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