TOP > COLUMN > 干場の「エコラグ」
FASHION ー エコラグ

干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

紛失、からの買い直し! それほど惚れ込んだダウンコートとは?

2017.11.3
2017.11.3

オン・オフ兼用で着られるエレガントな一着

こちらは今年初めのピッティ・ウオモ取材前に、イタリアが大寒波に襲われるという噂を耳にして、ソッコー買い求めたムーレーのダウンコートです。寒いのって、いちばんエネルギーをもっていかれるじゃないですか。なので、ムーレーのコレクションのなかでもトップクラスの保温性を誇る「BARBIERI」というモデルを選びました。ミリタリーウェアの「N3-B」をモチーフにしていて、膝上くらいまでカバーする長めの着丈が特徴。襟裏と袖口にはウールのリブが装着してあり、肌触りがいいうえ、冷気を遮断してくれるんです。さらに、ハンドウォーマーとウエストにドローコードが付いていて、寒いのが大の苦手な僕には願ったり叶ったり。しかも、フード付きなら突然の雨や雪にも対応できますしね。

実はこのダウンコート、僕にとっては2代目。以前もまったく同じモデルを愛用していたのですが、不慮の事故から紛失に至ってしまい、あまりに悔しかったため、もう一度買い直したという経緯があります。初代はフードの天然ファーがもう少し明るいタイプだったのですが、今回は濃いブラウンにしました。ボディはネイビーのナイロンなので、イタリア人の大好きな“マローネ・エ・アズーロ”のカラーリングですよね。

ちなみに、ムーレーは1999年にイタリアのヴェローナで創業したメイド・イン・イタリーにこだわるアウターブランド。“プルミュールダウン”という最高品質のホワイトグースを使用し、さらにそのダウンをイタリア政府の指定規格に従い、イタリア国内で殺菌洗浄するという徹底ぶりです。スナップボタンやファスナー、ホーンボタンなどのパーツはオリジナル品を使っていて、ディテールにも一切の妥協がありません。そんな細部にまで手を抜かない姿勢が支持されているようで、近年人気が高まっているんですよ。ラグジュアリーな雰囲気漂うものづくりは、イタリアらしいセンスですよね。

実際、上品なスーツスタイルやジャケットスタイルに似合うダウンってあんまりないんですよ。「N3-B」型のダウンは男っぽいイメージが好きで、数年前からいろんなブランドでこのタイプを見かけると試着していたのですが、ヘビーデューティ過ぎたり、トレンドに振り過ぎたりして、あまりしっくりくるものがなくて……。結局、ムーレーに戻ってしまいました。これは機能性とファッション性、ラグジュアリーな雰囲気と、三拍子揃ったパーフェクトな逸品として、マジでおすすめです。

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

WHAT's NEW

SPECIAL

view all
  • 49000円から干場義雅編集長のオーダースーツが作れる!タカシマヤ「スタイル オーダーサロン」とは?【PR】 2017.9.19 update

SELECT 10

CELEB

SNAP

FORZA FAMILYの連載コラムをいますぐチェック!

ランキング

HOT TOPICS

VIDEO