この時計は、“普通”が最高級だと気付かせてくれる
王道のロレックスにハイソなランゲ、美しさのカルティエ、技巧のジャケドロー……この世に魅力的な時計ブランドは数あれど、私たち日本人の心にハマる一本にはなかなかお目にかかれないのではないでしょうか? 「普通でいいのよ、普通で」――腕時計を語る上で欠かせないもの、デザインや機能性であったり、ムーブメントのスペックや機械式かクオーツかといった判断基準であったりするかと思いますが、全てにおいて究極の“普通”を追求した時計をご存知でしょうか?
それが日本ブランドにあるのです。世のビジネスマンからの圧倒的支持を誇るラグジュアリー時計ブランド、「グランドセイコー」。その魅力を徹底解剖します。
本記事で紹介する腕時計の価格帯:58~180万円
目次
グランドセイコーとは
グランドセイコーがモテる理由
①日本を代表する“凄み”がある
②男女問わず受け入れられる普遍的デザイン
モデル①初代グランドセイコー リミテッド コレクション 2017 復刻デザイン
モデル②Black Ceramics Limited Collection(ブラックセラミックス リミテッドコレクション)
モデル③グランドセイコー ヒストリカルコレクション “62GS”限定モデル
モデル④グランドセイコー 和光限定モデル
モデル⑤MECHANICAL HI-BEAT 36000 GMT(メカニカルハイビート36000 GMT)
グランドセイコーとは?
部品製作から組み立てまでを一貫して日本国内で製造しているという、徹底した“メイド・イン・ジャパン”ブランドであることにこだわりをもつセイコー。一国の代表として世界を相手に外交を行う安倍晋三首相愛用の腕時計もセイコーのアストロンとくれば、ブランドの信頼は折り紙つきです。
「グランドセイコー」は、「世界に挑戦する国産最高級の腕時計をつくる」という信念のもと1960年に誕生しました。「正確さ」「美しさ」「見やすさ」、そして「長く愛用でき」「使いやすい」ことを腕時計の本質とし、光と影を愛する日本人の感性にフィットする平面的なデザインを採用。破格の高級品として世に出てきたのです。
当時はスイス製の腕時計こそが最高級品とされていた時代。そこに日本製高級時計というブランドを確立させる、そんな挑戦的な腕時計は、今日においてはロレックスにも引けを取らぬほどの存在感を発揮しています。
公式URL:グランドセイコーの歴史
グランドセイコーのデザイン
グランドセイコーがモテる理由
モテるか否かで時計を選ぶというのも邪道な気がしていただけない……。しかしできれば女性ウケも諦めたくない……。そんな悩める40代にこそオススメしたいのがグランドセイコー。ビジネスで顔が効くのも、女性にウケがいいのも、やっぱりロレックスなのでは? 今日はそんなアナタの意見に一石を投じさせていただきます!
モテる理由① 日本を代表する“凄み”がある
前述したように、グランドセイコーは世界に挑戦する日本ブランドの腕時計。「世界を相手に勝負する」という姿勢は、世界中を飛び回ってビジネスをする国際派の男にピッタリ。何より現在のグランドセイコーの持つスペックは、グランドセイコースペシャル(GSS)規格という厳しい精度水準をクリアした、世界的にも最高品質の時計(あのスイス・クロノメーター規格よりも上!)。日本が誇るブランドの腕時計をしていくことで、外国人を相手にしたときにもアイデンティティを説明できるのです。そんなスケールの大きさを手首でサラッと語れる、そんな男でありたいものですね。
モテる理由② 男女問わず受け入れられる普遍的デザイン
超絶技巧の腕時計も芸術品や資産として価値を置く分には良いのですが、普段使いとして日々使い倒すことを考えれば、自分も見やすく誰にでも受け入れられやすい普遍的デザインの一本を選びたいもの。その点、グランドセイコーの腕時計は1967年に確立した“セイコースタイル”と呼ばれるデザインに基づいています。それは視認性を徹底的に追求した無駄のないもの。平面的なデザインを基調とし、過剰な意匠を極力排したシンプルな造りでありながら、鏡面のきらびやかさは実際に装着してみるとその美しさに圧倒されること間違いなし。誰が見ても美しいと思う、そんな腕時計は持ち主の心根をも物語ります。
モデル① 初代グランドセイコー リミテッド コレクション 2017 復刻デザイン
世界で通用する男になる、という願いを込めて購入したいシンプルかつ格調高い腕時計。スーツに合うのはもちろん、プライベートでさりげなく装着していても「この人スーツが似合うんだろうな」と思わせる存在感。初代モデルならではといえる「Grand Seiko」の威風堂々たるロゴにも魅力を感じます。
参照URL:厳選! 編集部員がいま欲しいモノ いま買うべき腕時計 ~こじラグ ヤナカ編~
モデル② Black Ceramics Limited Collection(ブラックセラミックス リミテッドコレクション)
毎日使いたいから、とにかく頑丈なものを。そんな時計をお探しならコチラ。セラミックスやチタンなど、特殊素材を用いた外装がたくましさを演出。セラミックスとチタンのハイブリッドによって堅牢性と防水性はピカイチです。機械式腕時計とクオーツの良さを兼ね備えたスプリングドライブを採用することで、温度変化や衝撃に強いクオーツ顔負けの精度を誇ります。
大ぶりサイズながらステンレススチール製のものと比べて25%もの軽量化に成功したことで、抜群のフィット感を出すことに成功。スポーティな外見と相まってアクティブなライフスタイルにぴったりフィットします。
参照URL:漆黒のセラミックで新境地を開く、「グランドセイコー」の限定モデル
モデル③ グランドセイコー ヒストリカルコレクション “62GS”限定モデル
1967年にグランドセイコー初の自動巻き腕時計として誕生した“62GS”。コチラはブランド誕生55周年を記念して作られた傑作モデルの復刻版です。腕時計なら色々と挑戦してきたであろう40代に、あえて冒険していただきたいのがこのピンクゴールドのケースにクロコダイルのストラップが美しい一本。ラグジュアリーでありながら控えめなデザインだからこそ、腕に巻く人の本質が見えるというもの。スーツはもちろん、シンプルなTシャツやジーンズと合わせてみてください!
参照URL:イケフォーが目指すべき究極の男性像とは? ジーンズ&白いTシャツに、上質な腕時計が似合う男
モデル④ グランドセイコー 和光限定モデル
放射模様の入ったブラックの文字盤がクールな印象。別のタイムゾーンを示すピンクゴールドのGMT針が存在感を放ちスタイリッシュな逸品です。中古であっても手に入れたい。
参照URL:超希少!60本限り グランドセイコー和光限定モデル発売
モデル⑤ 「MECHANICAL HI-BEAT 36000 GMT(メカニカルハイビート36000 GMT)」
セイコーの135周年を記念して造られたセイコープレミアムウォッチサロン限定モデル。大きな特徴は目を引く文字盤のデザインにあり。表面に細かく刻まれた放射線状の模様は、セイコーの機械式腕時計を一手に製造する「雫石高級時計工房」から臨む岩手山の雄大な尾根群をイメージ。深みのある“ダークレッド”は岩手山の朝焼けを表現しています。
もちろん中身も完璧。ユニークなグラデーションのローターはチタン材を活かしたもの。これにより軽量化、高弾性、耐久衝撃性が実現します。
参照URL:セイコーの135年周年を祝う「グランドセイコー」