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FASHION

【連載】昭和なアニキが語る定番服と昭和B級グルメ
「アニ散歩」
第28回 セントジェームスの軍モノニットと「鯉とうなぎのまるます家 総本店」のたぬき豆腐

2016.10.17
2016.10.17

初赤羽のアポ無しガチ散歩で予期せぬ出会い

そう言えば前回のアニ散歩は9月半ばだったので、すでに1か月も過ぎてしまった。というのも赤星を探す散歩に夢中だったわけで、お待たせしてめんごなさい。久しぶりなので今回はアポ無し、ロケハン無しのガチアニ散歩をお届けします。

すっかり秋の気配だが、晴れるとまだ暑かったりする時に便利なのがVネックのウールニット。インナーに白Tを着て、ネックから覗かせるとこなれて見える。暑くなったらニットを脱いで肩にかけるか腰に巻いちゃえばいいのだ。

こいつはセントジェームがその昔、フランス軍用に作ったニット。軍モノとは思えない上品さは、さすがフレンチざんす。

そんな季節の変わり目におすすめ昼飲みコーディネートで向かったのは昭和酒場の聖地、赤羽。立石と同様に今回、初めて訪れる街でアポ無しのガチ散歩をしてみることに。

赤羽駅を降りてまず目に入ったのはサウナ、カプセルホテル看板の上にそびえ立つ自由の女神。いきなりの昭和遺産に胸が高まってきた。

赤羽で知っていることと言えばOK横丁くらい。まずはこの方向にブラブラと気の向くままに。

これがOK横丁か。なかなか雰囲気のある横丁で、とにかくOKの看板が連発すぎる。なんでもOKな気分になってきたぞ。

まだ昼すぎなので、開店している店が少ない。子供の運動会で今日は休む酒場店主手書きの張り紙に和む。ゆっくり休んで欲しいものだ。

この酒場も休みだ。BODYの限界!って日々がんばってるんだろうなあ~お疲れ様です。

カラオケ酒場?どうみてもカウンターの酒場なのに歌えるのか?残念ながら準備中なので散歩を続けてみる。

なかなかヴィンテージ感のあるスナック看板だが、やはりまだ営業はしていない。OK横丁を過ぎたところで、昼のみできる名店を思い出したので行ってみることに。

「鯉とうなぎのまるます家 総本店」だ。入り口の張り紙がに入る。朝9時から営業?飲酒してからの入店禁止?これは本物の昭和酒場に違いない。店内を覗いて記憶が蘇ったぞ。

ここは赤星探偵団で赤江さんが昼飲みしてた酒場ではないか。事前に取材許可の連絡をしていないのでお店の方に取材交渉をしてみると、逆に「アニ散歩の方ですよね?」と一言。嬉しすぎるぞ!この出会い。

その方は店主の長女で、松島和子さん。平日のお昼3時なのに店内は満席状態。常連の方に迷惑がかからないよう店内写真は極力遠慮することに。その素晴らしい内装とお店の歴史は赤星探偵団のこちらを御覧ください。
https://www.akaboshi-tanteidan.com/gendaibusiness/dancho/dancho-no2/

まずは、お約束の赤星を飲んだ後に、和子さんおすすめのジャン酎を。ジャン酎とはジャンボ酎ハイのことで焼酎が炭酸水で割られた1リットルの酒。ちなみにここでは一人一本しかジャン酎を注文できない。

生グレープフルーツと氷を別に注文して自分で作って飲むのがここのスタンダード。ジャン酎1000円、氷150円、生グレープフルーツ200円ということで、合計1350円で5杯は飲めちゃうんだなあ~。

初めての赤羽で飲む生グレープフルーツジャン酎が美味すぎる。ガンダムのゾック色なカウンターもいい感じ。ジャン酎最高!!さてそろそろ和子さんおすすめを注文。

おすすめの一品目は鯉のあらいだ。シコシコの食感で臭みが全くない。酢味噌でさっぱりいただき、鯉ってこんなに美味いものかと今回は驚きの連続だ。

二品目は、たぬき豆腐。短冊のメニューで、たぬきに豆腐って意味不明だったが、その正体は木綿豆腐の上に揚げ玉、キュウリ、カニカマ、わかめがのり、そば汁がかけられたルックス。一口食べてみると、こりゃあ美味すぎる!!アッという間に1リットルのジャン酎も残り後一杯くらいに。

三品目は、隣の常連様が食べていて気になったイカフライ。カリカリッの衣で、これまた美味すぎて気が付くと1リットル飲み干してしまった。

いかがだったでしょうか?今回のガチ散歩。やはり、はじめての街ではじめての酒場は本当におもしろい。いきなりのアポ無し取材に快くOKしていただいた和子さん、ありがとうございました。シナリオのない予期せぬ出会いに乾杯!!

セントジェームスのVネックウールニット。ボーダーが有名だがフランス軍用に生産していたこのニットも隠れた名品。古着屋で根気よく探せばリーズナブルな価格でデッドストックがまだあるはず。

Photo & Text:Eiji Katano

今回のアニキおすすめの店


「鯉とうなぎのまるます家 総本店」
東京都北区赤羽1-17-7
Tel. 03-3901-1405
URL
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132305/13003778/
営業時間  9:00~21:30
定休日 月

プロフィール


片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない47歳。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島とイタリア。プロレスに行くと、なぜかマスクをかぶって観戦したくなってしまう。

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