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心理学的ビジネスで活きるSNSの使い方

2016.10.2
2016.10.2

あなた、疲れていませんか?

ビジネスの戦場で働く40代は、仕事やプライベートで悩みを抱えていても、プライドが邪魔して、なかなか人に相談できなかったりするもの。そんな迷える子羊に、手を差し伸べてくれる救世主が、“美人すぎる臨床心理士”としてメディアで活躍中の、山名裕子先生です。仕事に、プライベートに悩むイケフォーたちのお悩みに、裕子先生が心理学的な観点からアドバイスをしてくれる新コラムのスタートです。

Q1. Facebookやツイッターの有効的な使い方がわかりません。これまで何も考えずに、プライベートツールとして利用してきましたが、私より成功している同業者のSNSを観ていると、クライアント企業へ向けての発信が多いようで、自分のSNSは間違っていたのではないか? と思い始めています。例えば、SNSで仕事が舞い込んできたり、仕事関係者に絶えず注目してもらえるような、ビジネスに活かす使い方をするのは、自分の仕事以外の余分な情報はアップしないほうが良いのでしょうか? もっというと、SNSなど、まったくやらないほうがいいのでしょうか?(41歳・広告代理店勤務)
 

裕子先生の診察結果
「みなさん、こんにちは。臨床心理士の山名裕子です。このたび、FORZA STYLEでお悩み相談をさせていただくことになりました。みなさんが少しでも前向きな人生を送れるように心理学的な観点からアドバイスしていきますので、以後よろしくお願いしますね。

さて、本題に入りましょう。心理学では『ツァイガルニク効果』というのですが、人はすべてわかったと感じることに対して興味を失う傾向があります。ですから、SNSをビジネスに活かしてやっていきたいのであれば、プライベートはあまりオープンにせず、多少ミステリアスな部分を残すほうが良いかもしれません。

その反面、人は、何も情報がない人とはあまり仕事をしたいと思わない面もあります。プライベートが見えなさすぎるのも、考えものです。『自己開示の返報性』というのですが、こちらが好意を持てば向こうも好意を持ってくれるし、こちらが苦手意識を持てば向こうも嫌悪感を持つというのが、返報性の原理なんですね。自己開示、つまり自分の情報を少しでも相手に示しておくことで、相手も自分のことを話しやすくなったり、自分のことを話してくれるようになるわけです。例えば、たまに『ゴルフに行きました』とアップするだけでも、『この人はゴルフをやる人なんだ』と認識してもらえるし、仕事関係者から『今度、一緒にゴルフ行きませんか?』と誘われることもあるかもしれない。そんなふうにつながっていく可能性もあるので、自分の趣味的な情報をたまにアップするのは、これもまた間違いではありません。

もうひとつ、心理学では『単純接触効果』というのですが、人は対象となるものや人に対して、会えば会うほど、見れば見るほど、聞けば聞くほど、好意を持ちます。そういう意味ではSNSも同じで、その人のSNSを観ているだけでも相手の印象、記憶には残るわけです。観ている側からすれば、そんなに話したことがなくてもFacebookで情報を得ていると、なんとなく好意を持つというか。それが単純接触効果なんですね。

また、SNSをビジネスに生かす有効な手段のひとつとしては、『宣言効果』というのもあります。例えば、Facebookなどで「こういうことがやりたい」「こんなことに興味があります」とアピールしておくことで、周りが自然とサポーティブになってくれるという効果ですね。実際、この『宣言効果』で仕事が取れたという話は割とよく聞きます。

だから、まずは誰に観せたいのか、ターゲットをどこに設定するのかで、SNSの見せ方も変わってくるといえますが、相談者さんの場合はビジネスに活かしたいわけですから、仕事関係者にも観られていることを思えば、やはり清潔感や爽やかさは意識すべきでしょうね。特に40代なら恋愛や異性関係のことだったり、飲みまくっているアピールなどは控えたほうがベターです。要するに、観た人の評価がプラスとマイナスに分かれる可能性があるネタは、あげないほうが良いということです。

一方で、SNS自体を『いっそ、まったくやらないのはどうか?』とのことですが、先程の自己開示の返報性からいえば、まったく情報がわからないというのも、仕事相手に安心感は与えないですよね。まして今はSNS全盛の時代なので、断固拒否というよりは、ある程度適応しても良いのではないかと私は思います。極端な話、月1回程度、あげる感じでもいいと思うんですよ。クライアントからすると、仕事を頼もうと思っても、いま何してるかわからない状況の人には頼みづらかったりしますから。そういう意味でも、そんなに依存しないレベルで『元気でやってますよ』というサインを出すのは、周りの人に対する優しさともいえますよね」

Photo:Mitsutoshi Watanabe
Text:Naoya Aoyagi(清談社)

山名裕子
著名な精神科医師の父を持つ 心理学会のサラブレット。 心理学資格の中で最難関とされる臨床心理士の資格を取得。 学業に励む傍ら各ファッション誌で読者モデルとして活躍。自身のメンタルケアオフィス「やまな mental care office」を東京青山に開設。心の専門家、臨床心理士としてメディア出演をはじめ幅広く活動中。

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