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第16回  小島 真子さん 「モテ部屋の作り方・こなれ感の演出編」

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女性が思わず長居したくなる、目に見えない3つの要素とは

見た目だけじゃなく、美女はイイ男を知っている! ということで、中身も格好良い40男になりたい35歳の編集部員サトシーノが「女の本音」を学ぶコーナー。今回のゲストは、2015年度インテリアコーディネーションコンテストのスタイリング部門で優秀賞を受賞し、TVCMでも活躍中のカリスマインテリアコーディネーター小島 真子さんです。モテ部屋を最短で作れる方法を聞いてきました。ソファー編はこちら。

小島さん:ムード作りに大切な要素、その2は「音」です。大人の男性ならぜひスピーカーにこだわってもらいたいです。 いかにも置いてます的なゴツいスピーカーではなくて、「これってスピーカー?」って聞かれるくらいのデザインが理想的ですね。バング&オルフセンなど音だけでなく、お洒落を意識したセンスの良いデザインスピーカーも多くなってるので、その当たりが狙い目。女性がリラックスできる空間作りは、目に見えないものが圧倒的に大切だったりします。

サトシーノ:むむむ〜。かなり高等テクニック。スピーカーは大好きなのでこれも即取り入れたいと思います。その他には?

小島さん:ムード作りに大切な要素、その3は「香り」です。実は私、小林製薬さんの作ったディフューザーのCMにも出演させていただくほど、香りフェチなんですよ。香りはインテリアのひとつとして考えられていて、季節によって部屋の香りを変えることで、部屋の印象もガラッと変わるんですよ。ディフューザーなら部屋に置くだけで良いので、簡単に香りの衣替えができます。夏なら柑橘系、冬ならウッディな香りにするなど季節や気分、それに部屋のテイストに合わせて選ぶと、さらにコーディネートの完成度が高まります。

サトシーノ:確かに…。香りの印象で部屋に高級感や安らぎを与えますよね。僕はコンラッド東京のウッディなアロマの香りが好きで、わざわざフロントに聞いて買ったほどです(笑)。玄関はコンラッド東京の香りにしてテンション上げてます。他に最短でお洒落な印象に変わるインテリアアイテムってありますか?

小島さん:家具やベッド、ソファーなど軸となる家具は変えられなくとも、クッションカバーを変えると部屋の印象がガラッと変わります。毎年流行の柄があるので、そうした柄をクッションカバーで取り入れるのも最短でお洒落な部屋にできる方法です。スーツスタイルで、ネクタイだけをトレンドの柄に変えるだけでもお洒落に見えるじゃないですか? あの法則と同じです。

サトシーノ:凄くわかりやすいし、腑に落ちます。僕もクッションカバーだけブルネロ・クチネリにしたり一番こだわるアイテムです。お洒落なクッションカバーを選ぶポイントは?

©gettyimages

小島さん:素材にこだわることが大切ですね。例えば、夏場こそカシミヤ素材や上質なウール素材のものを選ぶのも良いです。ベットシーツは真っ白なリネン素材にしてライトベージュやライトグレーのカシミヤのクッションカバーに合わせるとセンスよく見えますよ。派手な流行柄ものだけを選ぶ必要はありません。

サトシーノ:リネンシーツ、僕も大好きで「無印良品」のものを毎年買い替えてます! リネンとカシミヤの組み合わせは、服のコーディネートでもツウですよね。

小島さん:それからファッションと同じように「こなれ感」を演出することによって、よりモテ部屋に近づきます。

サトシーノ:部屋のこなれ感とは?

小島さん:本棚がぴっちりと整理整頓されたり、テーブルの上のリモコンなど綺麗に並べたり完璧すぎない方が良いんです。本棚に空間を空けることや、テーブルの上に雑誌を雑然に置いたりするのが良いんです。

©gettyimages

ファッションでもそうじゃないですか? シャツ一枚着るのでも、フロントの第一ボタンやカフスのボタンを留めて着ているよりも、袖をめくったり、襟を立てたり、ボタンを開けたりしてこなれ感を演出するじゃないですか。部屋作りにおいてもそこがお洒落に見せるポイントなんですよ。要は完璧すぎて神経質に見られないことが大切。男性には大らかでいてもらいたいんです。

サトシーノ:こなれ感の演出って、できそうでできないですよね。やりすぎると汚い部屋になっちゃうし…。何か簡単な方法はありますか?

小島さん:例えば、椅子を座る目的じゃなくて、インテリアとして活用するのもひとつの方法です。ベットサイドに置いて、その上に本とか観葉植物とか重ねてみると、簡単にコナレ感を演出できます。

サトシーノ:インテリアを男性がこだわるメリットってなんですか?

小島さん:まず要らないものを置かないようにすることで、部屋が綺麗になるし、断捨離が上手くなりますね。部屋を変えるって、自分の場所を居心地よくすることなんです。例えば、仕事で疲れて帰ってきてもリフレッシュできるし、心が穏やかになるんですよ。あと、ファッションセンスも磨かれます。今までは、なんとなくコーディネートしていた服装も、色合わせや素材合わせが上手くなるし、香りの選び方など、お洒落の上級テクニックも自然と身に付きます。モテ部屋を作ることは、モテる男のセンスを磨くことに通じてるんです。

サトシーノ:ファッションセンスまで磨けるなんて、一石二鳥ですね。

小島さん:女性って、インスタグラムの影響もあって、「可愛い」とか「綺麗」を意識した盛った部屋作りが流行ってますが、男性は趣味趣向が見えすぎない方がさりげなくて格好良いんです。大人のお洒落もそうじゃないですか? シンプルなTシャツが実はラグジュアリーブランドだったり…。「それって、どこの?」って聞かれるくらいの方がモテ部屋に繋がるんですよ。

サトシーノ:今日は、最短でモテ部屋になる方法を教えて下さってありがとうございます。早速、今日から少しづつ変えてみますね。

Photo,Text:Satoshi Nakamoto

【プロフィール】


小島 真子(Mako Kojima)
事務所ラフスタイル代表。法人ではサロン・オフィス・社員寮・ホテル等のコーディネートを中心にコーディネート及びイベント用スタイリング設営、個人では、引越し時のレイアウト相談、新築・リフォーム時のインテリアコーディネート業をはじめ、他、セミナー講師、執筆活動、コンサルティング、企画やメディア協力等でも幅広く活動中。

HP  http://www.laugh-style.jp/

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【撮影協力】
アナログ 新宿
東京都新宿区 新宿3丁目12−12
03-3341-0075



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