絵本に出てくるような
かわいい色の漁村を巡ってみませんか?
働き盛りの40代にとっては、なかなか馴染みがないかも知れませんが、近年、豪華客船に乗って旅をする「クルーズ」が注目を集めています。飛行機では味わえない優雅な雰囲気がその魅力です。
『FORZA STYLE』では、旅のプロフェッショナルであるクルーズエージェント各社がお勧めする「一度は見たい世界の絶景スポット」を連載でご紹介していきます。
旅のプロフェッショナルであるクルーズエージェントがお勧めする「一度は見たい世界の絶景スポット」。今回、推薦していただくのは、編集長の干場とクルーズの魅力をお伝えするラジオ番組『World Cruise』(TOKYO FM)で共演しているクルーズコンシェルジュの保木久美子さんです。
保木さんのおすすめは、イタリアの北西部に位置するチンクエ・テッレ。険しい崖の入江に立ち並ぶ色とりどりの建物がとても美しいまさに絶景で、見る者を驚かせます。
「イタリア語で、チンクエが『5つ』、テッレが『大地』という意味で、リグーリア海岸沿いある5つの村(モンテロッソ・アル・マーレ、ヴェルナッ ツァ、コルニリア、マナローラ、リオマッジョーレ) の総称です。これらの小さなかわいい漁村は、世界遺産に登録されています」(保木さん)
11世紀頃から要塞都市として発展してきた歴史を持つチンクエ・テッレ。小誌編集長の干場もここに魅せられた人のひとり。
世界遺産に登録されるイタリアの美しい入江
「つい先日、クルーズでチンクエ・テッレに行って来たんですが、まさに絶景でした。イタリアの建物には珍しく、統一感がないんです。ピンク、サックスブルー、イエロー、ベージュ、かわいい色に塗られた建物がとても素敵なんです。ぜひ、この景色を死ぬまでに一度見てほしいですね。絵本のおとぎばなしに出てくる、もっと言ってしまえば、リアル・ディズニーシーのようでした(笑)」
チンクエ・テッレの魅力は景色だけじゃありません。ワインの名産地でもあるのです。実際に飲んだ干場によると「今までもイタリア各国でワインを飲んできましたが、ここの白ワインは、どれも本当にとても美味しかったです。値段が、高いものじゃなくても……。さすがイタリアですよね」だそうです。
全室にバトラーサービスが付く最高級のクルーズ・ライン
旅する船は、創業は1992年、本社はモナコ、営業の拠点をアメリカのフォートロダデールに置く「最高級のクルーズ・ライン」との呼び声も高いシルバーシーの「シルバー・スピリット」がおすすめです。「シルバー・スピリット」は、乗客定員540名、乗組員数376名、長さ約200メートル、幅約26メートルで、大型でカジュアル化が進む客船が多い中で、小型ラグジュアリー船で知られるシルバーシー・クルーズで最新、モダンなデザインの船です。
「全室にバトラーサービスが付いていることが大きな特徴。また船内での基本的なお食事、アルコールを含むお飲物、チップ、ポートチャージ等がクルーズ料金に含まれているオールインクルーシブ制を採用しているので、いちいちサインする必要もなく慣れないチップの計算に頭を悩ますこともありません。お客様の数が少なく静かで落ち着いた雰囲気で『くつろげる』感じがいいですね」(保木さん)
「うちの記事でも紹介しましたが、さらに船内でのWi-Fiの使用が無料になったので、パソコンやスマートフォンでの調べ物やメールも気兼ねなくできちゃうんです。これは、クルーズ好きな僕にはとっても嬉しい。あっ! でも、いつでも原稿をチェックできるような状況になってしまったんだ。それはそれで大変なんですけどね……(笑)」(干場)
休暇がとれたら、素敵な彼女(奥様)と一緒にチンクエ・テッレの絶景を体験しにシルバー・スピリットで旅してみてはいかがでしょうか? 絵本の世界のようなかわいい漁村は、女性を感激させること間違いありません!
Text:Koichi Fujimoto
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