ラフに見えないどころか色気まで漂う佇まいです
第701回目は、パラブーツのサンダルです。
5万5000円／パラブーツ（パラブーツ青山店）
残暑が厳しく、秋とはいえまだまだサンダルが手放せません。とはいえ、徐々にショーツの出番も減っていきますから、いつまでもラフで軽快な一足とはいかないもの。サンダルでありながらきちんと感を両立するのが、イケオジの務めというものでしょう。「パラブーツ」がリリースする一足が、そんな大人のワガママを叶えてくれるんです。
アッパーに上質なスエードを採用した「アドリアティック」。ぽってりとしたシルエットが特徴で、ヒールにストラップを配しているのでホールド感もバッチリです。つま先をクローズしたデザインゆえ、正面から見た際にはレザーシューズさながらの履き姿を見せ、上品さをアピール。スエードアッパーがさらに色気を誘います。
サンダルと革靴の要素を持った本作は、カジュアルな短パンから上品顔のスラックスまで幅広いボトムスと好相性。ソックスオンでも履ける懐の深さもあって、衣替えシーズンのシューズ選びに悩むことなく大人の装いを楽しむことができるんです。
5万5000円／パラブーツ（パラブーツ青山店）
ソールはオリジナルラバーソールの「スポーツソール」を採用。返りがよくクッション性にも優れているので、快適な履き心地を味わえます。シャークソールデザインもアクセントに。
5万5000円／パラブーツ（パラブーツ青山店）
上品な光沢を放つカーフレザーを使用した一足もラインナップ。艶っぽさを加速させ、カジュアルコーデのアップデートにももってこいです。時代に捉われない普遍的デザインなので、この先ずっと使えるのも見どころ。
5万2800円／パラブーツ（パラブーツ青山店）
ヒールストラップを排したつっかけタイプの「アテネ」。アドリアティック同様の高級感を持ちながら、よりライトな履き姿を演出します。深みのあるカーキカラーにブラックのソールがさらに引き締め、モードな印象に。
5万2800円／パラブーツ（パラブーツ青山店）
上のダークトーンとは対照的に、ベージュを基調としたこちらはマイルドな雰囲気に。大人の余裕を感じさせるとともに、アッパーとスポーツソールとのコントラストが存在感をアピール。柔和な印象とはいえ目を引く一足に昇華しています。
Photo：Naoto Otsubo
Styling：Takahiro Takashio
Text：Hayato Hosoya
【問い合わせ】
パラブーツ青山店 03-5766-6688
https://paraboot.shop
