「スメハラ一歩手前」のオジ様たちへ
気が付けばあっという間に7月が終わり、もう8月。暑さもピークを迎えていますね。
数ヶ月前にはすっかり衣替えを終え夏ファッションを楽しんでいるかと思いますが、「香水」に関してはどうでしょうか?
「一年を通してずっと同じ香水を使用している」という人も多くいるのではないでしょうか。
実は季節ごとに使い分けるのが香水の正しい使い方。たとえば冬用の香水を夏につけてしまっているのは、TPOが守れていないのと同じことなんですね。
バイトや通学途中の電車で冬用の重ための香水をつけている人とすれ違うと、思わず「ウッ……!」となってしまうこともしばしば。これはもうスメハラ同然ではないですか……!
本来お気に入りの香りを纏って楽しむところを、周囲の人に不快感を与えてしまっては意味がないですよね。
そこで今回は夏に香水をつける際のポイントをご紹介します!
若者もオジサン方も、世代関係なく要チェックです。
①夏用の香りを選んで
まずは冒頭でも触れた香りから。
皆さまそれぞれお気に入りの香りがあるかと思いますが、夏には軽やかな香りの香水へシフトチェンジしてください。
シトラスやフローラル、グリーンノートのいった爽やかなものがおすすめ。
一方で、ムスクやウッディ、アンバリー、スパイシー系など、重たく深みのある香りは基本的に冬向けの香水となっています。
今の季節もつけてしまっている人は要注意です!
②つける部位にも注意
ふだん、どの部位に香水をつけていますか?
恐らく手首やうなじにつけている、という人が多いのではないでしょうか。
しかし夏場においては、つける部位にもちょっぴり注意が必要。
基本的に、香水は体温が高い所につけると香りが長持ちしやすいのです。しかし、夏場はとにかく暑いですし沢山汗をかくので、汗と香水が混じってイヤな匂いになってしまうことも。
そのため、衣類の内側や髪の毛の先などに少量つけるようにしましょう。たくさん吹きかけるのはもちろんNGですよ!
③時間帯や場面に気を付けて
最後に、シチュエーションに応じて香水を楽しむようにしてください。
繰り返しにはなりますが、夏場はたくさん汗をかきますし、特に香水の香りが目立ちやすい季節です。
軽めの香りでも顔をしかめてしまう人もいるので、ビジネスの場など多くの人と接するシーンでは極力控えめにするor避けるのが無難かもしれません。
存分に香りを楽しみたい場合は外出前やお家で使用する、または持ち歩くハンカチなどに香りをつけるのも良いですね。
いかがでしたか?
ただでさえ汗や体臭など、ニオイが気になるこの季節。
香水も季節に適した使い方をして、くれぐれもスメハラになるのは避けましょう。
Photo:Getty Images
Text:FORZA STYLE