ゆったりしたシルエットが大人の余裕を漂わせます。
第661回目は、ラコステのシップス別注ポロシャツです。
大人の休日カジュアルの定番であるポロシャツの元祖と言えば、「ラコステ」のL.12.12。80年以上もの長きにわたって愛され続ける不朽の名作は、さまざまなブランドとのコラボや別注を展開し、派生モデルも登場する度に注目を集めています。今回ご紹介するのは、数あるラコステのポロシャツの中から「ドロップテール」を別注した「シップス」の一着。
今やファンの間ではお馴染みとなっているシップス別注モデル。こちらは、「青ワニ」を携えたアーカイブがベースになっています。1970年前後にフランスから北米向けに輸出販売をしていた頃のもので、メイド・イン・フランスモデルでありながら、ドロップテールや青ワニなどUSAモデルのディテールを携えているのが特徴。いわば、フレラコとアメリカ製の融合モデルといったところ。
希少モデルの復刻とあって、注目必至。タイトすぎないシルエットはアメリカ西海岸を思わせる雰囲気を演出し、おフレンチな品の良さと大人の余裕を両立。オンオフ問わずに使えるのもありがたい限り。春夏らしいさわやかなカラーリングも、本別注ならではです。
ラコステを象徴するワニが胸元に小さく鎮座。ポロシャツのアイコニックなディテールでお馴染みですが、本作は輸出販売時から採用された青ワニを採用。男心くすぐるディテールも見どころに。
今回は全6色のカラーバリエーションを一挙ご紹介! 深みのあるネイビーは、サックスブルーの一着とは打って変わって、洗練されたクールな佇まいに。胸元のロゴのコントラストが効いており、アクセントに。シックな装いを好む方には、こちらがオススメです。
ベーシックな一着は既に持っているという方には、こんな攻めの一着を。春夏らしい清涼感とこなれ感を漂わせる、クリームとブルーもラインナップ。派手すぎず、鹿子の風合いも相まって、カジュアルコーデのアク足しにもってこいです。
装いを選ばずに使える万能選手こと、ブラック&ホワイト。ホワイトならクリーンなさわやかさを、ブラックならクールな大人らしさをアピールし、どちらもオンオフ兼用。ファーストポロにはうってつけです。ゆったりシルエットのポロなら、ブラックとは言え夏でも重すぎずに着こなせますよ。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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