不朽の名作の復刻は絶対に見逃せない!
第659回目は、ブルックス ブラザーズのアーカイブコレクションです。
以前にもご紹介した「ブルックス ブラザーズ」のアーカイブコレクションは、実はまだまだFORZA男子にブッ刺さるアイテムが盛りだくさんなんです。今回ご紹介するのは、前回のエモいマドラスチェックとはまた違った、シックな洒落感を演出できるシンプル顔。そして、同ブランドを語る上では欠かせない名品の復刻モデルです。
90年代のアメトラブームで大人気を博した紺ブレ。上質なウールモヘアで織られたホップサップ生地を採用。段返り3ボタンの仕立てや真鍮のフラットトップメタルボタンなど、クラシカルなディテールはアーカイブを忠実に再現しています。アメトラブームを牽引してきた王道の一着は、昨今のリバイバルトレンドにおいても大活躍間違いなし。若かった当時とはまた違った雰囲気で着こなすことができるかと。
200年超の長い歴史を誇るブランドの一着は、これまで古着屋でしかお目にかかれなかったレアものばかり。それがブランドのオリジナルとして今楽しめるのは、ありがたい限り。数が多いだけにどれも見逃せないのが、悩みドコロ、かもしれませんね。
両胸に内ポケットを備え、フロントポケットと合わせれば収納も充実。本コレクションを象徴する特別なタグもライニングにあしらわれており、こちらは自社生産を示す“OWN MAKE”のタグが鎮座。
右袖の上のボタンのみ、当時のデザインそのままのアイコン、ゴールデン フリースマークを刻印しています。こうした細かいディテールもニクいですよね。
80年代ごろにアメリカで展開していた赤タグの6ボタンシャツを、日本国内で織り上げたシャンブレー生地で再現。ふっくらとしたなめらかな生地感が特徴で、男らしさはもとより上品さまで漂わせます。ゆったりとしたシルエットも当時のままですが、実に今どき。
トラッドに欠かせないアイテムといえば、チノパンもその一つ。太めのシルエットは、当時のモデルを再現。極細の玉縁ポケットやバックポケットの左側のみにボタンがつくなど、ドレスパンツの仕様を採用するといったこだわりも垣間見えます。タフなポリエステルコットン素材も見どころに。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818