「あなたは気がついていないかもしれないけれど、あなたの無自覚や無意識の発言で傷つく人がいると話をしました。そうしたら、夫は笑ってこう言ったんです」。
−大変だなー、恭子は。気にしすぎなんだよ、そういう類のことを。またジェンダーの本でも読んだの?影響され過ぎ。
恭子さんは全身、血の気が引いていくのを感じたという。
「この人は自分の言葉で誰かが傷つくかもしれないと1ミリも感じることなく生きてきたんだなと。さらに言えば、私に何を言ってもこのままの生活が続くと思っているんだなとも思いました。」。
明らかに不機嫌になる恭子さんに対して、夫は追い討ちをかけるようにこう言った。
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