スーツの着方、忘れてない?
暑い夏が終わり、本格的に秋になり始めてきた今日この頃。ノージャケットノータイというクールビズともおさらばする季節になってきましたよね。
そろそろ久しぶりにスーツを着用する人が多いと思いますが、スーツの正しい着方を忘れてしまった……なんてことはないですか?
今一度スーツの正しい着こなしを学んで、恥をかかないようにしましょう!
スーツはサイズ感が命
サイズ感、これをミスると大惨事です。
スーツを着こなす必勝法は「自分の体型にぴったり合ったサイズのスーツを着る」ということです。
どんなにスタイルが良いモデルさんでも、大きすぎたり小さすぎたりするサイズのものは格好良く着こなすことはできないでしょう。逆にスタイルに自信がない方でも、正しいサイズの選び方を知るだけでグッとスマートさが上がりますよ。
正しいサイズ感でスーツを着こなすために、特に死守したいポイントをご紹介します。
ポイント①肩幅を合わせる
最も重要なのはジャケットの肩幅。
自分の肩幅よりも大きいとスーツに着られてしまい、シワも寄りだらしなく見えてしまいます。
また、不自然に感じるのは見た目だけでなく、肩幅が合っていないスーツを着ると着ている本人の感覚としてもなんとなく重く感じるんです。
逆に、肩幅がぴったり合っているものは、スーツの重みが肩に乗り、気心地も軽く、窮屈感もなく自然に着れます。
肩とフロント部分にシワがよらないジャケットを選びましょう。
ポイント②「1.5cm」を死守しよう
1.5cm、この数字は覚えておきましょう。
シャツの袖はスーツの袖から1.5センチくらい見えるのが最高なんです。
ポイントはスーツの襟と袖口からシャツがバランスよく見えること。それによって、全体を引き締めます。出過ぎているとだらしないですし、見えていないのはちぐはぐな印象になってしまいます。
またシャツの「襟」にも注意です。袖と同様に、シャツの上からジャケットを着た時にシャツの襟が1.5センチくらい見えるくらいがちょうどよいサイズ。
襟がジャケットに覆われて全部隠れてしまう場合は、上着のサイズが大きすぎなんです。
ポイント③靴下は見せるな
お次はパンツ丈です。
パンツ丈の基本は、歩いても靴下が見えないことです。
パンツ丈はスーツをカジュアル寄りに着るのかフォーマルに着るのかなど、好みや全体のシルエットのバランスを見て調整しましょう。
自分の靴を履き、仮留めをしたあと実際に歩いてみるのが効果的です。
いかがでしたか? 皆さんはスーツの正しい着方をちゃんと覚えていたでしょうか。もし忘れてしまったという方も今回ご紹介したポイントを守って、正しく着こなしましょう!
スーツを正しく着こなすことは一流ビジネスマンへの第一歩ですよ。
Text : FORZA STYLE