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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「クッソ、外れた!」「次、行け次」転売ヤーが深夜コンビニ占拠。ポケモンカード発売日に起きている「異常すぎる事態」

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近頃その爆発的な人気で注目を集めるポケモンカード。しかしそのもの自体の人気の他に、「転売屋」の存在も大きな話題となる理由のひとつとなっている。レアカード等の価格高騰により、転売屋が商品を買い占めてしまい買いたい人が買えない、そんな状態が続いているようだ。

今回はそんなポケモンカードを扱う、あるコンビニの店長から話を伺うことができた。

・・・・・・・・・・・・・・・

「ポケモンカードお店にありますか?」
「ポケモンカードの予約ってできますか?」

コンビニでは最近この電話がひっきりなしにかかってくるという。

「大体電話をしてくるのは小学生か中学生くらいの声ですね。『申し訳ありません、在庫が無いんです……』と話すと、残念そうに電話を切っていきます」

そう答えるのはとあるコンビニで店長をしている白浜典子さん(仮名・40歳)だ。これまでにもポケモンカードの人気はすさまじいものだったが、最近ではさらに過熱している傾向があるという。

「発売日前になると『ポケモンカードの予約できますか?』の電話が殺到するんです。1日10件や20件はかかってきます。うちは田舎の地域ですが、これが都会だったらもっと多いんじゃないですかね。昔は予約を受け付けていたんですけど、あまりに購入希望が多すぎるので、今では予約は禁止にさせてもらってます」

白浜さんの話によると新発売のポケモンカードは、だいたい1つの店舗に1箱分が入荷される。1箱には30パックが入っているので、これが1店舗分の枚数だ。数が少ないので、白浜さんのコンビニでは1人あたりの購入制限をかけているという。

「うちの場合はお一人様3パックまでと制限をかけています。1箱まるごと買いたい人が多いのですが、それは禁止です。みんな大体3パック買っていくので、先着10名様で売り切れですね。他の店舗では制限を1パックにして、より多くの人に行き渡るようにしている所もあるみたいですよ」

新発売のカードによっては、別々の箱が1箱ずつ入ってくる場合もあるという。先日発売されたもので言えば、氷タイプのポケモンパッケージをしたスノーハザード、炎タイプのパッケージのクレイバーストがそれだ。その場合は2つ合わせて60パックのポケモンカードが店頭に並ぶことになる。

「さすがに60パックもあると、すぐには無くなりません。でも今回のパターンだと、クレイバーストの方に人気が偏っていたんです。みんなクレイバーストを買っていくので、先にこちらのボックスが空になってしまいますね」

箱が2種類ある場合は、レアカードが封入されている方に人気が傾くらしい。今回はクレイバーストに封入されている「ナンジャモ」と言うカードが人気で、ネットでは現在15万円前後の価格で取引されている。
大会やイベント限定のカードの価格が上がるのはよくある事だが、通常のパックに封入されているカードで、ここまでの値段に上がるのは驚きだ。ポケモンカードの人気が過熱している証拠と言ってもいいだろう。



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