無印史上、最高の風合い…だと!?【インドの手紡ぎ手織りシャツ】をプロが買ってわかったこと「意外な発見」

次に背面のディテールを見ると、一見センターボックス？と思うようなプリーツがあります。

ボタンダウンシャツのようなトラッドなシャツに多く見られるセンターボックスと呼ばれるディテールは、肩回りを動かし易くしたり、タックインした際のシワを軽減する役割があります。

それをこのシャツはプリーツひとつに簡略化。そして中央から少し右に配置しているため、アシンメトリーのデザインになっています。

幸い生地の軽さに助けられ、雰囲気の良い仕上がりになっているのが良かったです。

そして最後に、糸ムラが独特な表情を作り出しているこの生地に注目です。カディコットンと呼ばれる柔らかいインド綿を使用しています。

カディコットンとは、手紡ぎの糸を手織りした布のことで、インドでは古くから親しまれている生地なんです

。通気性がよく、吸湿性、速乾性にも優れているため、まさにこれからの時期にお勧めというワケなんです。機械式とは異なった手作りによる温かみが感じられる素晴らしい風合いが、この商品の最大の魅力ですね。