川崎:一番の根本原因は「私なんて」なの。「私なんて男の人とうまくやっていけるわけがない。イケメンと付き合えっこない。でも自分の血を分けた子供なら自分のことを愛してくれる気がする」ってことなの。私なんてダメだっていう歪んだ自己確認をしたいがために、自分をないがしろにするイケメンに固執してる。「どうせ自分なんて」って思っている自分の気持ちが正しいことを、その男が教えてくれるから。
夏川:それはあると思います。学生時代以来モテてきてないコンプレックスがずっとあって。
川崎:だから、まじめで自分に向き合ってくれるちょっとイケメンみたいな人は面白くないの。
夏川:……! 面白くないです!
川崎:たまに自分のことすごく好きな人が現れても、「なんでこの人私のこと好きなんだろう。変わってるね」って思っちゃう。
夏川:……思っちゃいます! そんな程度だって。
川崎:自分は愛されるに値する女であると思った方がいいわ。あなたはあえて「私なんて」と思う方に行ってる。あなたは違うのよ。愛されて当然だし、今までモテなかったのは視野が狭かっただけ。いろんな人と交流して、いっぱい愛されて。
それを「イケメンじゃなきゃいけない」とか、「私のこと好きだなんて変なの?」とか思うことなく、ちゃんと愛情の交換をしてたら、今頃はもっと違ってたと思う。いろんな人がいいと思えたし、いろんな人と接点があったと思うし、もっと自己肯定ができたと思う。今からでも遅くないのよ。世の中に良い独身男性はいっぱいいるの。いい? 食わず嫌いが美食家を騙ってはダメ。
夏川:そうかも……!(泣)よかったです~!ありがたく受け止めます。
川崎:変なイケメンを追わずに、自己肯定感を上げる努力をしないと。なめた真似する人じゃなく、自分の人生に向き合ってくれる人をね。
夏川:高値のイケメンじゃなく、原石を見つけられる目を持つことですね!
FORZA:自己肯定感を高めるためにはどんな手段が考えられますか?