川崎:そして、あなたは我慢を重ねて、それが溜まってしまうと、ブチ切れてあなたから別れを切り出す。でも、あなたのようにハイスペックな女子はどこを探してもいないから、別れるとなると相手がストーカー化する。
舞子:うううう……そうです。今も私に生霊のように取りついている男性がいます。もう縁を切りたい。それもあって、結婚したいのです。
川崎:じゃあ、舞子さんがうまくいった恋愛について教えて。
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舞子:数年前に交際していた、フランス文学の研究者の5歳年上の男性です。お父さんがフランス人、お母さんが日本人で美しい顔立ちをしています。留学中に知り合って、SNSで再会しました。彼は交際当時、アルバイトだったから年収は200万円くらいだったかな。でも私のことを気にかけてくれて、すごく慎重に丁寧に関係を進めてくれて、大切にしてくれている実感がして、幸せでした。
川崎:なんで別れちゃったの?
舞子:「僕には君がまぶしい」と言われて……私に対して憧れを抱くとともに、劣等感があったらしいんです。それも、きちんと自分の言葉で伝えてくれるんです。「僕は臆病で卑怯な人間だから君の隣を歩く資格がない」って。それで私も身を引いたんです。あの夜は、泣きました。
川崎:あなた、おりこうさんすぎるわね。そんなに好きなら押せばいいじゃない?
舞子:そうなんですけれど……彼と付き合ったら、私が彼を食べさせなくてはならない。経済的な理由から、子供も望めないかもしれない。生活だってクラスダウンしなくてはならず、そこまで彼のことを好きとは言い切れなくなったんです。
川崎:結婚には愛が大切だけれど、経済力も必要よ。
舞子:説得力がものすごいです。
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