自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに…。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが…、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。
ベッドの枕元でも車内でも威力を発揮してくれます!
さて、281回めの自腹買いは サンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella)のポプリ(Pot-Pourri)が入った「シルク サシェ(Silk Sachet)」です。
1216年に創設されたドミニコ修道院を起源とし、当時から看病のために薬草を育て、13世紀に入ると教会へと発展したサンタ・マリア・ノヴェッラ。
そこから消毒効果があるとされたローズウォーターの販売を開始して、16世紀には正式に薬局として認められ、"現存する世界最古の薬局"として世界中で高い評価を得ています。
メディチ家からの寵愛を受け、映画『羊たちの沈黙』のレクター博士も愛用したということで、著名人にもファンが多く、もちろん自分もそんな一人。
ピッティなどでイタリア・フィレンツェを訪れた際には、香水をはじめ、ソープやミルク、バスソルトからポプリに至るまで狂ったように買いまくってきました。
中でも この「シルク サシェ」は、手縫い刺繍が施されたシルクの香り袋(=サシェ)にサンタ・マリア・ノヴェッラを代表するポプリを詰めたもの。
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