見た目ボリューミーなのに、意外と軽いのがイイ!
スニーカー一強時代も、そろそろ終焉。昨年あたりから、ブーツ勢が盛り上げを見せています。ひと口にブーツといっても種類は様々ですが、アウトドアスタイルが人気の今、狙うはやはりトレッキングブーツです。
トレッキングブーツの特徴は、見た目にボリューム感があること。分厚いソールや防水性のあるアッパーなどなど、アウトドアで活躍するためのスペックが、その見た目に現れています。ダッドスニーカー的な存在感に似たところがありますが、ハイトップな分だけ一層アピール度高し。それがアウターのボリューム感に対して、抜群のバランスを実現してくれます。それでいて、とにかく耐久性と頑丈さを求めたワークブーツと比べて、比較的軽いモデルが多いのも魅力。つまり、アウトドアフィールドだけでなく、街履きできるブーツとしてもうれしい1足ってことです。
今季こそ脱スニーカーを図ろうとしていた人には、有力な選択肢に。ついでに、アウトドアもはじめちゃえば一石二鳥ですよ。
Santoni サントーニ
武骨さとエレガンスが絶妙にミックスされてます
最近のサントーニで、断然気になるのがマウンテンシリーズ。こちらの1足はその名も「HIKE」で、トレッキングブーツの要素にサントーニらしいラグジュリーな色気を注入しています。アッパーはナイロンとカウスエードをコンビ使い。本格的な雰囲気を匂わせつつ、上質感を両立させます。
歩く姿も絵になる! このチラリズムがクセに
ヒールやアウトソールには、サントーニのシグネチャーカラーである鮮やかなオレンジを配色。ソールがマーブル模様になっている辺りにも、ここらしい色気と遊び心が。
トレンドのボリュームアウターともバランス良し
ブルゾン9万9000円/コラム(エストネーション)、スウェット1万9580円/レミ レリーフ(ユナイト ナイン)、パンツ5万9400円/ラルディーニ×YOSUKE AIZAWA(トヨダトレーディング プレスルーム)
ハイカット、ボリューム感、アイコニックなパーツデザイン。そんな1足は、見せてナンボです。となれば、裾がタイトなパンツがオススメ。ブーツのアクティブな印象と好相性です。もしアクティブ感が過ぎて見える場合は、こんな風にダークカラーでまとめると都会的に見えますよ。
Danner ダナー
トレンドのアメカジコーデともバッチリ似合います
タフにして意外に軽く、おまけにゴアテックスRブーティによって防水透湿性も確保。まさしく名作と呼ぶにふさわしいモデル「ダナーライト」です。ダナー式ステッチダウン製法は屈曲性に優れており、街中でも歩きやすいのが魅力。シルエットもゴツ過ぎず、スラックスとさえなじみます。
HOKA ONE ONE ホカ オネオネ
ダッドスニーカーならぬ、ダッドブーツです
こちらは「カハGTX」。おなじみの分厚いソールを履かせつつ、ハイトップにすることで一層存在感のある1足に。ゴアテックスの採用により防水透湿性も得る同モデルですが、その履き心地は実に軽快。持ち味であるクッション性の高さは、トレッキング時にはもちろん、コンクリート上でも実感できます。
岩場でも濡れたアスファルトでも強力グリップ
スウェット1万9580円/レミ レリーフ(ユナイト ナイン)、パンツ5万8300円/ストーンアイランド
最大5mmもの高さを誇るビブラム社製メガグリップ・アウトソール。優れたトラクション性能を発揮しつつ、クッション性も両立します。
SUVSOLE サヴソル
このシルエット、この配色、まさに今気分です
トレッキングブーツがベースですが、どこか90年代のバスケットシューズ的な面影をにじませるこちら。モデル名は「LEVEL5-TR-HI(レベル5-TR-ハイ)」。アッパーには、ヌバック加工を施したレザーを採用。ライニングには、防水透湿素材のeVentを採用することで、見た目の期待通りなハイスペックを堪能させてくれます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
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ダナー 03-3476-5661
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