おじさまを求めて昭和な居酒屋へ
FORZA STYLE読者のみなさま、こんにちは♡
いかがおすごしでしょうか？
暑くなってきましたね〜。最近は「とりあえず瓶ビールしてしまう」misakiです。
酒場のオアシスに行ける喜びをかみしめております。
今日は、用事がてら練馬で途中下車をしてみました。
引き寄せられてたどり着いた先は、最高の場所でした〜〜！
昭和39年創業、もつ焼き「金（きん）ちゃん」へ
西武池袋線、大江戸線の練馬駅から徒歩3分程度、昭和を感じる路地裏にそのお店はあります。
暖簾をくぐった瞬間に素敵なおじさまのパラダイス！ たくさんのおじさま方がお酒を嗜まれておりました！ わ〜〜い♡
類さんも昔酒場放浪記でいらしたことがあるようで！
今日は女性客はたまたま私だけだったので、なんともみなさんお優しく受け入れて頂きました。1964年に開催された東京オリンピックの時からあるお店の老舗の雰囲気が最高です♡
お通しや席料はありません。まずは瓶ビールをお願いして、さて何を頂こうかな⁉
常連さんにおすすめメニューを伺って、トマトをなんと常連さまからご馳走になりました♡
大好きな瓶ビールサッポロ 赤星(¥480)、冷奴(¥150)、トマト(¥150)、もつ焼き(各¥80)。
こちらのお店といえば、ホッピーセット(¥350/中おかわり¥200）がなんといっても定番。レモンスライス入り！ 濃いめで最高です!!
生揚げ(¥150)を追加。
隣にいらしたお客様と。最近、呑み歩きを始められて今日は5回目の来店なんだとか。まだまだ新参者とおっしゃっておりましたが、練馬のおすすめのお店を色々伺いました〜♡
ホッピーで乾杯！
とってもお優しい常連のお客様方々‼ みなさん店員さんとも仲良しで、なんと中学生時代から「金ちゃん」をご存知で親御さんといらしていたとか。
カウンター越しでお店の歴史や、大将（その名も金ちゃん）のお話を色々と伺いました。今では大将は串の仕込みのみで、お店には立たれていないようなのですが、練馬の吞兵衛業界ではかなり有名なお方だと常連さんに教えていただきました。
昔はお店で喧嘩するお客さんや、マナーの悪い（たとえば濡れた傘を店内で振るなど）お客さんには怒っていらしたそうです。間違ったことに対しては、ちゃんと違うと対等に怒ってくれるそんな大将にお逢いしてみたかったなあ。人として間違っていると立場を関係なく他人に言える方っているようで少ないですよね。私もそういう人間になりたいです。
創業当時からある看板、「生ビール 150円」。メニューは色褪せが絶妙に異なるのですが、それは消費税がはじまった時に(1989年の3％の頃)書き換えられているようです。
こちらの柱でカウンター席とテーブル席が分けられているのですが、昔はカウンター席のみだったそうです。歴史を感じるずっしりとした柱でした！
おなじカウンターでおしゃべりをしながら、それぞれの時間も楽しめる酒場。よし明日も頑張ろう！ と元気になる「金ちゃん」でした。大将のような心意気で、これからも酒場での出会いを求めます。
金ちゃん
東京都練馬区豊玉北5-16-3
03-3994-2507
営業時間 17:00～23:00(L.O.21:50)
定休日 日曜
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。来店時は事前に店舗にご確認ください。
Photo＆Text：Misaki Kobayashi
Edit：Takashi Ogiyama
