アラフォーは、このVゾーンを押さえておけばOKです
今月の「日本のビジネスマンを格好良くする100方法」では、ビジネススタイルを格上げする5つのテクニックをご紹介いたします。1つ目は、スーツスタイルの基本となる【Vゾーンの作り方】です。
ビジネススーツにおいて、Vゾーンは顔である。このことに異論を唱える人はいないでしょう。もちろん、スーツの素材や糸、織りや仕立ても重要ですが、とどのつまりスーツ姿全体の印象はVゾーンで決まりますからね。
同じスーツでも、シャツ×タイの組み合わせが異なれば印象は一変。シーンによって、クライアントによって、年齢によってなど、Vゾーンによって自己演出ができることをわきまえておけば、ビジネスでは大きな武器になります。だって、人は見た目が9割りというじゃありませんか!
ゆえに組み合わせに労するのも事実ですが、そこは鉄板Vゾーンを心得ておけばOK。トレンドを積極的に取り入れるのも良いですが、鉄板を抑えておくと何かと重宝します。
ただし、年齢によって鉄板は変わるのでご注意を。そこで今回は、アラフォー世代にオススメする、間違いのないVゾーンをご紹介します。手持ちのシャツ&タイで当てはまるものが多いと思うので、明日からのローテーションに是非とも加えてみてください。
◆Vゾーンその1
王道から一歩踏み出して、大人の貫禄を演出
まずはやっぱりオール無地で。ダークネイビーの無地スーツとサックスブルーのシャツは、ビジネススーツにおける大定番。ただし、ここにブルーのタイでは、爽やかではありますが貫禄に欠けます。そこでタイにはボルドーを選び、さりげなく色気を。アラファー世代に相応しい、落ち着きと深みのあるVゾーンが完成します。
◆Vゾーンその2
落ち着きの中にも、退屈にならない一手を
ある程度年齢を重ねないと様にならない、ライトグレーのスーツ。白シャツとの組み合わせは、落ち着きとともに誠実さを示すのにうってつけです。より堅実さを示すなら、タイも無地を。それもブラウンなら、アラフォーらしく貫禄を演出できます。とはいえ、生真面目すぎるのは考えもの。季節的にも軽快感のあるニットタイで抜け感を。
◆Vゾーンその3
爽やかなだけじゃなく、都会的なシャープさを
英国クラシックなウインドウペンのスーツ。やや明るめなブルーの清廉なイメージを、サックスブルーのシャツがさらに印象づけてくれます。ならば、いっそタイもブルーで統一。それもシルバーのストライプ柄なら、シャープかつスタイリッシュな印象を楽しめます。その爽やかな色は、春シーズンのスーツスタイルとしてもハマります。
◆Vゾーンその4
渋めなブラウンこそ、柄で遊ぶのに打ってつけ
トレンドのブラウンは、アラフォーに相応しい貫禄や威厳を示すのに最適。とはいえ、無地の白シャツにソリッドタイでは、貫禄転じて老けて見えることも。それを回避するには、柄使いがおすすめ。ウインドウペンにストライプ、そして小紋という柄の3重奏は一見難易度が高そうですが、同系色でなら難なくまとまります。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
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