これなら濡れにくい!折り畳みなのに長傘同様のサイズ感に感動
第153回は、フォックス・アンブレラの折り畳み傘です。
雨の日にスーツ姿を凛と見せるには、やはり傘選びが重要。雨を凌ぐだけなら、コンビニで売っているビニール製のモノでも確かに十分ですが…。鞄や靴同様に、人柄が表れる紳士の道具だけにオトナならば是非、拘って欲しいアイテムです!
理想な傘を見つけるならば、イギリス傘専門ブランド、フォックス・アンブレラ(Fox Umbrellas)が間違いなし。キモとなるのは、スティックのようにキリッと細く巻き上げたスタイリッシュなデザイン。傘を実用品から紳士のアクセサリーへと格上げした立役者です。
製造工程の全てが熟練の職人の手によって生み出され、1868年に創業して以来、英国王室ご愛用として多数の著名人に支持されています。傘の常識であるU字型の断面の傘骨もこのブランドが考案したのもフォックス・アンブレラなんです。
今回オススメするのは、「伸び縮みする構造」という意味の「 Telescopic(テレスコピック)」です。
折りたたみ傘としては珍しく、親骨の長さが58cmと通常の折り畳み傘に比べて長く、生地の面積が大きいので、激しい雨にも濡れにくいのがポイント。折り畳みながら、長傘感覚で使えるのが「Telescopic(テレスコピック)」の最大のウリです!電車移動などで、長傘の持ち運びが面倒な時もコンパクトに収納できます。
モダン派には、シンプルな楓のハンドルに黒ボディ。クラシック派にはゴツっとした竹のハンドルに紺のボディがオススメ。着用するスーツのイメージに応じて選べるのも嬉しいですよね。一切ロゴなどが入っておらず、誰にも気が付かれないストイックな佇まいもこのブランドの魅力です。フォックス・アンブレラの「 Telescopic(テレスコピック)」があれば、雨の日の出勤が楽しみになるはず!ぜひご検討を。
Photo:Shimpei Suzuki
Styling:Yasuharu Imai
Edit:Satoshi Nakamoto
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