もはや定着したビジネスリュックは、春こそ大本命
スーツにリュックなんて、ビジネスではありえない! 今どき、こんなことを言う人いないでしょうね。スーツスタイルが、ルールやドレスコードよりもコンフォート&ユーザビリティを重視するようになった昨今。さらにスポーツトレンドが輪をかける形で、スーツ×リュックという組み合わせはもはや珍しいものではなくなりました。
もちろん、その選びには一家言が必要。シンプルであること、上質であること、大きすぎず小さすぎないこと、そして色はもちろんダークカラーで。いかに自転車通勤をしているといっても、アウトドアで使うバックパックはさすがにNGですよ。
さらに気をつけたいのが、やはりTPOには沿うこと。普段はジャケパンという人も、相手やシーンによってはスーツを着ることもあるでしょう。もし緊張度の高い相手やシーンに合わせてしっかりと芯地の入ったスーツを着ている場合、リュックは単にミスマッチというだけでなく、スーツの型崩れの原因にもなりますから。
RALPH LAUREN PURPLE LABEL ラルフ ローレン パープル レーベル
質感、デザインともに、ビジネスリュックのお手本

ベーシックなデイパックタイプ、上質なカーフレザー、シンプルな黒のワントーン。これぞ、ビジネスリュックの理想形です。スポーティさを示しながらも、ストラップがレザーであったりと、細部で上質感をアピールしているのも魅力。ダークネイビーに白シャツというビジネススーツの基本コーデにも、よく馴染みます。
FURLA フルラ
総柄でもシックなパターン柄なら問題なし

ショッパーにも使われている、フルラのシグネチャー柄をプリントしたリュック。柄物ですが、トーンを抑えたシックなカラーリングパターンでレザーとのコンビであること、ビジネスユースを可能にします。キャンバスにPVCコーティングを施した本体は、防汚・撥水効果ありと実用面でも利あり。
TUMI トゥミ
「バーカー」バックパックという名前が、いかにも頼りになりそう

クラス感と機能性の両立なら、やはりここ。保形性を高めたメイン収納&アウトポケットデザインは、もちろんPCやタブレットといったモバイルツールを保護するため。各所への効率的なポケットレイアウトやラゲージにセットアップできるアド・ア・バッグ・スリーブなど、ビジネストラベルに重宝する仕様も満載です。
aniary アニアリ
リアルに使い勝手が良いのはこの形です

駅まではリュックとして、電車内では手提げとして。ビジネスマンのリアルな通勤事情にうれしい、トート型リュックです。エンボス加工を施したレザーは、マイクロツイルナイロンやシンプルなデザインと相まって、ビジネスシーンに相応しい高級感を薫らせます。

バック[W28×H40×D14cm]18万円、スーツ57万5000円、シャツ5万4000円、タイ2万2000円(すべて税抜)/すべてラルフ ローレン パープル レーベル(ラルフ ローレン)





Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
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プルーム 03-5793-3224
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