肩・首のコリは内臓の
疲れとも関係しています
長年、ハードワークをこなしてきたアラフォーのみなさまともなれば、肩や首まわりのひどいコリに悩まされている人も多いはず。そこで、即効性があり、毎日続ければ根本治療にもなるという最強のコリ解消法をご紹介します。
青山・まだらめクリニックの班目健夫先生によれば、“首のスジ”を押すだけで、30秒後にはコリがすっきりするのだとか。
「ここでいう首のスジとは、首を左右に向けた時に浮き出るスジ状の筋肉（胸鎖乳突筋）の後ろにあり、頚椎の前にある椎前筋群のこと。この付近には内臓を支配する“迷走神経”が走っています。肩・首まわりのコリは、内臓の疲れと密接に関係しているため、この迷走神経を刺激してあげることで、体内から元気になって、コリも根本解消できるのです」（班目先生）
しっかり効果を得るためには、まず胸鎖乳突筋をきちんと探し当てることが重要。肩を動かさずに右（左）を向くと、鎖骨の先端から耳の下まで胸鎖乳突筋が浮かび上がります。この後縁の部分を、親指の腹を徐々に上へ動かしながら、円を描くようにマッサージしてみましょう！
左右順番に行い、痛みを感じる方はコリが強い証拠なのでもう一度やってみましょう。直接見ることのできない場所なので、三面鏡などを使って確認してみるのもよいでしょう。
体を温めて刺激を行うとより効果がアップするため、入浴中にマッサージするのもオススメ。毎日１回でも習慣にすれば、コリはどんどん軽くなっていきます。疲れを感じたらその都度行う習慣をつけ、体内から若々しさを手に入れましょう！
Text：Makiko Inoue
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