【続きはこちら】いつまでも「先輩すごいっす！」を求めてくることに違和感。先輩ヅラしたいなら、やることやれよ！という30代後輩の本音。

【前編の続き】高柳康二さん（仮名・38歳）は、面倒なA先輩に手を焼いている1人だ。彼は大学の先輩でもあり、前職の先輩でもある人物。とにかく威張り散らすのが特徴で、持ち上げないと機嫌が悪くなるらしい。何より残念なのは、金払いも悪いこと。コレまで奢ってもらったことは一度たちともないらしい。そんなA先輩は数年前、起業を理由に退職をした。最近になって逢おうとの連絡が盛んにくるようになって…。

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「仕方なく3人で飲みに行くことになりました。もう1人も会社の1個上の先輩で彼も起業しています。しばらく会っていませんでしたし、A先輩もいわば経営者。少しくらい、成長していると想像していましたが、ある意味で何も変わっていなくて驚きましたね」。

店のセッティングはもちろん康二さんの役目。約束の時間に悠然と遅れてきたA先輩は、いきなりひとこと、店をこき下ろすような発言をしたという。

「イケてねーなー的な。よくあるじゃないですか、そうやってイキがる感じ。まさにそのノリです」。

康二さんは内心ドン引いていたという。