ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
WATCH

時計好きオジサンの桃源郷。スイスのお祭り「Watches and Wonders 2024」の魅力とは?

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

スイス「時計産業」は日本の鉄鋼と同じ位置付け

スイス国内では2022年で6万人が時計産業に従事する(FH調べ)©unsplash

さてWatches and Wondersにおいて、現在は多くのブランドが新作発表を行うのが通例です。またメディア関係者や時計業界以外の人でも、一般公開の日程(4/13〜15)が組まれていますので、スイスへ渡航して入場料を支払えば、フツーの人でも見ることはできます。

そういう意味ではこの見本市は決して敷居の高いイベントではありません。2023年は2日間で4万3千人の来場者数を記録していて、一般公開日が1日増える2024年は、前年を上回る来場者が予想されています。

2022年のFH(スイス時計協会)の資料では、スイス国内での時計産業の従事者は約6万人、輸出産業では3位、スイス国内GDPの4%を占める巨大産業です。国境周辺のフランスやドイツからも越境してくる従事者を加算すると、前述以上のスケールになるでしょう。

日本の輸出産業で3番目に該当するものと言えば鉄鋼(令和5年財務省統計)です。それほど時計産業はスイスにとって巨大産業なのです。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5