すね毛は「マナー違反」!
ビジネスシーンにおけるファッション、特にスーツには、気を配らなければいけないポイントが多く存在しますよね。ワイシャツにシワはないか、ボタンはきちんと付いているか、靴は磨かれているか……他にもチェックするべきことがたくさんあります。
しかし、そんなビジネスファッションの中でも、忘れられがちなポイントがあります。それは靴下の長さ。極端に短い丈の靴下を履いている方こそ少ないものの、座って足を組んだ際にすねが丸見えになってしまう丈の靴下を履いている方は、けっこう見かけますよね。
紳士としてすね毛を見せるのはかなりのタブー。清潔感も低下しますし、印象が良くなることはありません。
そこでオススメしたい、紳士必携アイテムが「ホーズ」です。
そもそも、ホーズって何?
そもそもホーズとは、ビジネス用のハイソックスのこと。水を撒くホースにちなんで名づけられたように、最大の特徴は丈がかなり長いこと。長さは基本的に50cmほどで、ひざ下で履くようなイメージです。
ロングホーズという名前でご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ホーズにはそもそも「長い」という意味合いも含まれているため、本来ロングというワードもつける必要はありません。
50cmは長すぎる?
ホーズが何なのかはわかったけど、正直長さ50cmも要らなくない……? と考えた方も多いはず。スラックスを履いていたら、そんなに足が丸見えになることはなさそうですよね。
しかし、足を組んだり座ったりする際に、意外と足って露出してしまうんです。
こういった時に見えてしまうすね毛は、そもそも紳士のマナーとしてNGなだけでなく、相手に不快感を与えてしまいます。自身の清潔感やイメージ維持を図るためにも、十分な長さのあるホーズは必要です。
色や柄は?
ホーズはすね毛や足首が露出するのを防ぐだけでなく、コーディネートにおいても大きなポイントとなってくれます。
かっちりとしたビジネスの場であれば、グレーや濃いネイビーなどの無地が一般的。しかし少しカジュアルな場であれば、イエローやブルー、レッドなど差し色となるようなホーズもよく映え、とてもオシャレに見えます。
スーツスタイルやジャケットスタイルを始めとしたオシャレの幅がかなり広がるアイテムですので、そういった意味でも持っておいて全く損はありません。
いかがでしたか?
紳士のルールとして、「肌の露出が許されているのは"首から上"と"手首"だけ」とはよく言われたもの。ぜひホーズをスーツスタイルの習慣にして、コーディネートを楽しんでみてくださいね。
TEXT:FORZA STYLE