若かりし青年があっという間に中年となっているように、かつては高嶺の花だったピッカピカの新車も気がつけば中古車に。あの時は高くて買えなかったけど、今ならイケるかも!? な妄想を抱く二人の中年、中古車野郎Aチームが読者の皆さんに代わってとっておきのクルマを探す企画です
車趣味の原点といえる英国クラシックカーの世界に足を踏み入れたひとりのおじさんがいます。1980年代のケータハムスーパーを手に入れた編集者・荻山(51歳)。2年ほど前のことです。その個体は、知人から譲り受けたのですが、実は最初に買おうと思っていた別のスーパーセブンがありました。
それがようやく、2年の歳月を経て完成したというので、英国クラシック&ビンテージ車の専門店に見に行ってきました。
レストア前はオーソドックスな黒のノーズコーンとウイングに、アルミを組み合わせたものでしたが、完成したそれは、ネイビーにペイントされ、クリームのストライプがアクセントに。内装はレッドのベンチシートに、フロントスクリーンもレーシングタイプに、さらにロールバーは取り外されています。
スーパーセブンの祖であるロータスの面影を感じさせるこちらは、「クラシックミニのように、セブンも遊べたらいいな」という考えのもと作られたといいます。なるほど、クラシック&ビンテージ車はオリジナルこそ命という頑固な思考が溶けていきます。
同店には、ほかにも人気のカニ目ことヒーレースプライトや、モーガン、トライアンフに加え、戦前のMGやオースチンもあり、エンスーオジサンの宝箱の模様を動画にまとめていますので、ぜひご覧ください!
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