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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「物って捨ててもいいんだ…」ゴミ屋敷育ちの40歳主婦が絶句。「嫁いで知った、ゴミ屋敷母の異常すぎる習性」

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「母は物を捨てられない人。ため込むし、買い物するときは考えて買わないため、同じような物を何個も買うんです。

リビングから物であふれていて『父と母2人なのに、どうやったらこんなに物を増やせるんだろう』と不思議でたまりませんでした」

母の口癖は「もったいないから置いておいて」「いつか使うから捨てないで」だったよう。不要になった物を捨てないので、家は自然と物で溢れかえっていった。

「ゴチャゴチャした家の中で育ったのでこれが当たり前と思っていたんですが、結婚してそうじゃないとわかったんです。

お義母さんは家をきれいにする人で、着ない洋服や本はバンバン捨てる。大人になって、いらなくなった物はすぐ捨てていいと知りました(笑)」

自分が育ってきた環境は当たり前じゃなかったと気づき、いまでは反面教師で現在住んでいるアパートはきれいに保つようにしているようだ。

実家は100坪程度で一階部分はリビング、広々としたキッチン、お風呂場は大人3人が入れるほどのゆったりスペース。二階部分は約6畳の独立部屋が3部屋、駐車場は4台の車が停められる。

第一子が生まれた頃、周りからは「里帰りしないの? 恵ちゃんの家大きいから、たくさん遊べるね」と言われていたが、赤ちゃんをあの空間へ連れて行くことは無理と感じていたので、出産後は自宅アパートで過ごすと決意していたようだ。

「父の死後から1年が経ち、遺品整理や実家の片付けをしようと、母と妹と重い腰をあげて作業に取りかかろうとしたんです。

恥ずかしい話ですが、家の中だけでなく外にも使わなくなった家具家電やプラスチック製の容器、コードなどが置かれていて、玄関周りも汚いんです......。

ゴミ屋敷と言われても仕方ありません。いざ片付けようと決めるとガラクタの多さに驚愕しました......」

玄関周りや駐車場には、使わなくなった家具や家電が捨てられないまま放置されていて車を停めるスペースもほとんどない。

家の中には長年使っていない服や靴、タグが切られていないタオル、ため込んだ紙袋が山のように出てくる。

恵さんが一つ一つ物を捨てようとすると「置いといて! これは高かったんだから」と母が言ってくるので思うように作業が進まない。

☆そんな矢先、ゴミ屋敷を加速化させる、ある事件が勃発したという。衝撃の後編に続く☆

取材・文 錦城和佳

▶︎後編に続く


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