過去、現在、未来にフォーカスした「カラコルム」、あなたはどれにする?
第620回目は、モンクレールのカラコルムです。
暖冬だと油断していましたが、急に寒さが増してきた今日この頃。冬支度を急いでいる方もいるのでは? そんなFORZA男子にこの冬ぜひオススメしたい逸品が! 「モンクレール」が今季リリースした名品「カラコルム」の復刻モデルです。
寝袋や登山グッズメーカーを出自に持つモンクレールは、1952年に初めてダウンジャケットを製作し創業。その高い機能性が評価され多くのアルピニストが愛用し、1954年には世界で2番目の高さを誇るK2登頂の際にも着用されたとか。そのK2登頂時に着用していたのが「カラコルム」です。高い保温力と防風性能を備え、今もなお愛され続けているブランドを代表するモデルであります。そんな名作がこの度復刻。過去と現在と未来の3つにフォーカスしたスペシャルなコレクションとなっています。
で、モンクレールお馴染みのナイロンラケ素材が目を引くこちらは「現在」にフォーカスしたもの。軽さとタフさを併せ持つミニリップストップ織りで仕立て、艶やかな光沢が都会的なエレガンスを演出。フード裏やコードストッパーに配したビビッドなオレンジがアクセントに。
街使いでエッジの効いたラグジュアリーさを醸し出すのはいうまでもありません。スペシャルなコレクションゆえ、既に一部完売が出ているとか。この機会をお見逃しなく!
本作は、デタッチャブルアーム仕様でベストとしても着用が可能。着こなしの幅が広がるのはもちろん、可動域も広がるため車ユーザーには特にオススメです。フロントボタンを二列配しており、着こなしに合わせて身幅を変えられるのも魅力の一つ。
「過去」にフォーカスしたのが、こちらのホワイトモデル。1954年のK2登頂時のディテールを再現しており、生地はヴィンテージ風のコットンポプリンを採用。真っ白ではないナチュラルな雰囲気がクラシック感を香らせます。ソフトなタッチに暖かさが相まってコンフォートな着心地を楽しめます。
背面には本作を象徴する「MONCLER KARAKORUM 1954」の文字がパッチワークでデザインされています。アイコニックとは言え、同色で施しているためヤンチャな印象にはならずあくまで大人らしさを残しています。
最後は「未来」。伸縮性に優れたテクニカルナイロンジャージー生地の一着。マットな質感がモードな印象を添え、ポケットに使用したファスナーも止水ジップを採用するなど、まさにフューチャリスティックな仕上がり。背面には、白のモデルと同じ文字が白文字のプリントであしらわれています。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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