妻の理想のタイミングで取れないなら、お前に育休は必要なし！育休格差が生む代償

「その部下は育休を取るのが当たり前！くらいのスタンスで望んだことも反感を買う原因に。うちの会社はまだまだ昭和体質。育休がポピュラーだとは言い難い状況なので、僕はできる限り低姿勢で進めていくのが最善策だと思っています。とにかく根回し、ごますりは欠かせません。このやり方が正しいとは思いませんが、こうでもしないと本当に戻る場所なんてないですよ」。

そんなある日、妻と今後の子育てについて話をしたときのことだ。

「僕は3ヶ月なんとか育休を取得できるように動いているが、おそらく取れて1ヶ月だと思うと正直に言いました。妻は残念そうでした。そりゃそうですよね、妻の会社では1年取得している社員がゴロゴロいるんですから。でも僕の状況もよくわかってくれているので、しかたないねって話していたんです」。

次に妻は育休取得の時期について、話を始めたという。