【後編】エラーに応援席から「なにやってんだよ」！野球好きを自称する夫婦が犯した応援虐待のリアル

「誰のおかげで試合ができているんだと夫が怒鳴ったんです。お母さんが洗濯やお弁当の準備をしてくれているからだろうと。私もそれには同意。私には応援に行く権利があるんです。次男は黙ってしまいました」。

次男の願いも虚しく、玲子さんはその後も欠かさず応援に駆けつけた。

「最近はお天気が良い日も多くて、気分も上々。応援にも気合が入ります」。

ある日の練習試合で、現地に着くとチームメイトのママが数名、並んで玲子さんに何か言いたげに近づいてきたという。

ー応援を少し控えていただけませんか？

その言葉に玲子さんは、びっくりしてしまったという。

「私は長男のときに、保護者代表もやっていましたし、このチームのことはよくわかっています。尽力してきた自負もあります。それなのになんで新参者たちにこんなことを言われなきゃならないのか、全然わかりません。もちろん反論しました」。

すると相手は「子どもたちに悪影響なんです」と言ったという。